​​暇潰しシリーズ、アマプラの映画を

観るの巻。

 

エピソード②に出てくるのは、

 

ケロッグ(コーンフレーク)

ポスト(ケロッグの商品を盗んだ会社)

ハーシー(チョコレート)

バーズアイ(冷凍食品)

マース(ミルキーウェイ)

 

です。

 

ポストとバーズアイは知らなかったです。

 

ポストは元々、ケロッグの医師である

お兄さんが運営する療養施設の患者でした。

 

お兄さんが健康な食を開発したのが

グラノーラ、これを彼の患者に提供したのが

コーンフレークの原型でした。

 

お兄さんには、ずっと馬鹿にしていた弟が

いまして自分の病院の運営をサポート

させていたのですが、弟が商売や経営の

頭角をあらわして、最終的には兄を負かして

今のケロッグを築き上げています。

 

で、ポストは患者の身分だったのですが

とにかく野心の塊なんです。

療養所でグラノーラ作りの手伝いを

しながら、商売になると睨んでレシピを

盗み出す!!!

 

当時は勝つか負けるか、勝ったもん勝ちな

時代だったようで盗みを働こうと一度商品や

売るシステムを構築してしまえばOKだった

模様。。。

 

でもですね、このポストは熾烈な競争と

引き換えに自分の身体は病んだまま、

胃痛が酷くなるにつれ神経衰弱に陥り

果ては胃ガンで死ぬと悟り、銃で自殺

してしまいます。

 

自分の築いた巨大な富と組織は、なんと

娘が引き継ぎます。息子がいなかったようです。

この娘も父の才覚を継承しており、有望な

食品会社をどんどん買収し、複合企業を

作り上げます。

 

 

その流れで、バーズアイという冷凍食品会社を

買収するのです。

 

 

バーズアイは創業者の名前です。

彼はカナダの凍てつく地域で自給自足生活を

している中で、凍った魚を調理する時に

その魚が生き返る、ピチピチと動いてる

様子を見て、冷凍技術を研究しだしました。

 

 

生地であるアメリカに戻り、起業を

して冷凍技術の特許も取り、生産もする

のですが、問題がありました。

 

 

当時はまだ冷蔵庫も冷凍庫も一般的でなかった

のですが。

店でも家庭でも。

つまり全国に広めることができずに、地元の人に

売るしか術がありませんでした。

利益は出ない状態で困っていたところ、評判を

聞いたポストの娘が訪ねてきて、とんでもない

高額で買収します。

 

 

最初はポストは盗人あがりの人だったのが、娘の

代では複合企業。

盗人っていっても、とにかく商売や勝負の仕方が

エゲツない、改め天才的なんです。

頭が良くて、商売の才覚があるってスゲェと

ただただ感心するばかり。

 

 

ケロッグ弟も頑張りました。

散々バカにされていた兄から商売上の妨害に

遭いながらも、負けません。

裁判でケロッグの使用権を勝ち取ります。

ポストに嫌がらせを受けても、ただでは

絶対に起きない。

 

 

そしてエピソード2から登場する、言わずと

知れたハーシーとマース。

 

 

ハーシーの発想に驚きでした。

ミルクチョコのレシピを開発する「前」に

工場からなる街を作ろうとしたんです。

 

工場で働く人たちが快適に過ごせるように

住宅をしつらえ、福利厚生を充実させます。

 

幸せな人は一生懸命働くでしょ?という

発想です。スゲェ!

 

通常、ミルクチョコレートの本場

ヨーロッパではミルクは粉状のものを

練り込んでつくるところを、

ハーシーは酪農場を工場横に併設し、

そこで採れたフレッシュミルクを

練り込むことにこだわります。

 

 

最初は化学者のエリートに研究させるも

ミルク=粉状という固定観念を崩せない

と分かるとクビに🤣

代わりに飴職人を引っ張ってきて、見事に

フレッシュミルクを練り込むことに

成功。

 

実は、製造経過でミルクが酸化して

出来上がったチョコに酸味が出てしまう

のですが、ハーシーはこれを自社の

独自性と自信を持ち、今でもこの

酸味がなくならないように品質管理

しているとか。

 

確かに、そら豆的な独特な匂いがある

ハーシーチョコ。でも一度ハマると

唯一無二なのでまた食べたくなるん

ですよねぇ。

 

 

最後にマース。

ミルキーウェイ、スニッカーズ、M&Msの

会社です。

 

なるほどぉと思ったのが、M&Msってチョコが

ハーシーっぽいなと、これハーシーから調達

してるらしいです。

 

そしてミルキーウェイの表面コーティングの

チョコもハーシー。

 

当時、ミルクチョコといえばハーシー一択

だったそうで、まだアメリカ地方のいち

お菓子メーカーだったマースはハーシーの

チョコを使わせてもらいました。

 

 

最初はマースのことを弱小メーカーと

見くびっていたハーシーですが、

ミルキーウェイがヒットして焦り

だすのです。

 

 

という場面でエピソード2は終わりです。

 

 

自分のよく知ってる食品、特にチョコは

馴染み深いだけに、あらすじはざっくり

ではなくなりましたね^^;

 

 

このドキュメンタリー、1エピソードが

90分と長いですが、あっという間に見れます。

全部で3エピソードだけなので一気見も

容易かと。

 

 

最終エピソードでは、ついにアメリカの

帝王マクドナルドが登場。

KFCも出てくるので楽しみですね(^^)