ひさしぶりに、PCの前に座りました ブログも1カ月ぶりくらいです。
11月連休朝、父親の担当医から電話があってから、約23日間
病院近くのホテルと最近は病室に泊っていました。
「肺がん」の脳転移で放射線治療をしていたのですが、
食べたものを吐いたり、熱を出したり、などの原因で、
持病の「肺線維症」に火がついたので緊急処置を11月連休から
していました。
癌より怖い「肺線維症」が動きだすと、乾いた枯れ葉に火をつけた状態と
同じようにあっと言う間に亡くなると言われていました。
父は、なんとか通常の100倍のステロイドの2回目が効いて頑張って
いましたが、「肺線維症」発症23日で亡くなりました。
とても、悲しいことですが、その中にも温かい事がたくさんありました。
父はある日、「肺がんになるのと、ならないのでは、どちらがよかったかな」
と言うので、私は「ならない方がいいに決まっている」と言ったのですが
父は、「でも、肺がんになって学んだことが、たくさんある。たとえば
人の優しさとか・・・」と言ったので、とても驚きました。
今まで、痛かったり、苦しかったりした肺がんを恨むのではなく
それによって、得たものに喜びを感じるなんて・・・。
でも、本心でそう考えているのだから、とても私は安心したのです。
それに、国立がんセンターの肺内科の先生には、とてもとても
よく診ていただいて、家族への説明も1時間以上丁寧にしてくださいるし
廊下で合っても、病状について、また看病する私の体調まで気にかけて
くださって、本当に患者と家族を診ていただいているのが、わかりました。
きっと、これからの季節、クリスマスの華やいだ空間を自分自身がどんな
心境ですごせるか、まだ全然ピンとこないのですが、でも、
人の温かさに包まれている様な気がして、なんだか、冷静でいられます。
また、少しづつブログも始めようかな・・・と思って書いてみました
急に寒くて冷たい空気になりましたね。 みなさまご自愛くださいませ。