ホテルから歩いて3~4分の京都御所へ
蛤御門から入り、真っ直ぐ進むと
建礼門が見える
その前に広がる景色(広っ)
下調べが不十分で、門が閉まってるからもう見れないのかと思って
戻りかけたんだけど、ネットで見たら、入り口が違ってて
清所門から入るんだったんだね。
入れるのは4時までだから気を付けてね
拝観料はなし(←これは取ってもイイと思うよ)
番号の書いてある、ネックストラップを渡されて
順路に沿って歩いていくと、最初に見えたのは
『御車寄』
将軍様のお宿までは『車寄』だったけど
さすが、『帝』がお住まいになっていた場所
高位の貴族達とかが、帝に対面するために使用した玄関。
『新御車寄』
大正天皇の即位礼が馬車での行幸だったので、それに対応するための玄関として
新設されたものらしい。
そして、『紫宸殿』
重要な儀式が行われてた場所。
明治、大正、昭和、三代の天皇の即位礼はここで行われたんだって。
ここからは入れません
中には、高御座・御帳台が置かれていて
今上天皇の即位礼では東京に運ばれたらしい
承明門の脇から中に入れて、可能な限り一番近くで見れる場所
紫宸殿から見て左側に『左近の桜』、右に『右近の橘』があるんだけど
橘は霜防のために覆屋がしてあってここからでは見れない
御所の橘は古式(平安京の紫宸殿)に則って植えられているんだって。
桜はもともと梅だったものが、火災で焼失したあとに
親王の庭に咲いていた桜を植えたものらしい。
で、なんでこの名前がついたかって言うと、
平安時代以降の儀式の時、左近の官人は紫宸殿の東方に、右近の官人は西方に列して陣をしいて、
ちょうどその陣頭の辺に植えられていることから、この名前がついたんだって。
脇の建物の奥を通って、『清涼殿』へ
『清涼殿』は帝のお住まいだったところ。
1590年に御常御殿に移ってからは儀式に使用されてたんだって。
紫宸殿の裏側
写ってないけど、『漢竹(かわたけ)』と『呉竹(くれたけ)』
儀式のとき、整列の目印にしていたとか。
桜と橘と同じく、御所にはなくてはならない植物で
かの『徒然草』にも著されてる有名な竹だとか
御常御殿に向かう途中にある『欅橋』
『小御所』
明治維新の際に将軍の処置が決められた場所。
ほとんど御所の外に出ることが許されなかった帝は
この庭を眺めて過ごしていたんだね。
蹴鞠をしていた場所?
御常御殿の南側
やっぱり、目がいちゃうよね~
建築様式
この場所で案内放送があって、急ぎ足で外に出る。
築地塀(ついじべい)に囲まれた御所
外に出て、もう一つのお目当てだった
梅林、桃林
一足早くお花見しようと思ったんだけど
ちょっと早かったかもね
この時点で四時半近く
まだ明るいので、京都散策最後の目的地へ
『旧二条城跡』
信長様が、足利義昭(15代将軍)の居城として築城した場所。
約390m四方の敷地に70日間の短期間で二重堀とか三重の天主を備えた城を築いた。
室町幕府の滅亡に伴って廃城になって、1576年に解体されて
安土城の建築資材として使われたんだって
ここは押さえておかないとでしょっ
これで京都散策はおしまい
ホテルに戻って、お部屋でコーヒーを飲みながらまったり~
お風呂に入って疲れを癒して翌日に備えましたとさっ