幻の世界 | まりまにっき

まりまにっき

since2005〜

村上龍の「ストレンジ・デイズ」を読んでいます。
「ストレンジ・デイズ」はDOORSのセカンドアルバムの表題なわけですが、実際に主人公の男が聴いている昔の色んなロックンロールとストーリーが絡みあって、一章、二章と続いて行く、奇妙な、しかしながら結構エロい物語なんです。
しかもそれを会社で毎朝10分、昼休みに10分、コソコソと読み進めております。
私は圧倒的に女性作家の書くなめらかなタッチの毒のある文章が好きなんですが、最近は色んな本に手を出しています。

村上龍って、テレビにたまに出てるけど、一目会っただけですべてを見透かされてしまいそうなタイプの人ですよね。私、そういう人ってすっごい苦手!だけど、大好き。
心の奥底にある、自分でさえも気付かない小さな棘を、つまみだして目の前に突きつけてきそうだと思いません?たまにいるんですよね、あ。。。見透かされてしまう。。。って感じる人が。
そういうって、やはし、きまって賢いですね。
賢い人が苦手なんです。だけど大好きなんです。

そういう一番苦手なタイプの人と、仲良くなってみせるぞ!