今日は主人公の寅子のお母さん、はるさんが亡くなる回だった。
はるさんが家族の写真を見ながら「これでいい、これで」っていうシーン。
寅子が「嫌だ、嫌だ、嫌だ、死んじゃ嫌だ、お願い、亡くならないで、ずっとそばにいてよ、
お母さんがいなかったら、私」っていうシーン。
もう、本当に私が母に伝えたい言葉だったんだ。
はるさんが「何も悔いがない」って言ってたけど、お母さんはどうだったんだろう。
「悔いは何一つない」って人生、お母さんは歩めただろうか。
最後の寅子の「嫌だー」って叫び。
まさしく私の叫びだ。
はるさんは、泣き叫ぶ寅子の頭をポンポンしてる。
私も母に最期に頭をポンポンして欲しかったよ。
母が亡くなった直後、泣けなかった私。
この世の何よりも母が亡くなることが辛かったのに、
私は涙も流せなかった。
淡々と病院や葬儀会社の人とやり取りをしていた。
きっとあまりのショックに感情が壊れていたのかもしれないな。
どんな時代でも、どんな状況でもやっぱり母親が亡くなるってものすごくショックなのだ。
辛さが半端ないんだ。
あーどうして、人前では我慢してしまうんだろうな。
泣き叫んでしまう程辛かったのに。
あんなにストレートに表現できたらどんなに幸せだっただろうな。
とにかく、自分と重ね合わせてしまって、はい、号泣です。