シリーズ最終にして怒涛の最高傑作
見届けよ、凍る火の玉
ミロの最後の闘いを。
沖縄で小さなバー『ダークエンジェル』を経営しているミロ。
ミロはいい女だと思う。60歳になるかならないかだが、いわゆるバアさんではない。
ミロももう還暦。年齢不詳な美魔女ぽい感じです
息子のハルオは20歳、医学部の学生
クールなのか仲良しなのか不思議な親子関係
ミロの夫・ジンホがもうすぐ刑期満了で出所するため、ミロは夫とのこれからの生活準備に忙しい。出所後にヤクザに狙われることも考えられ対策に奔走する。
とてつもなくタフで強くて優しい女性、ミロ。
アウトローな人物が、多く登場します。
ハルオの父はジンホではありません。ミロにとって憎むべき相手との望まない妊娠から生まれたのがハルオ。ハルオは実の父のことが知りたい。でもミロは言いたくない。沖縄に住むハルオはミロと離れ、父の消息を求めて東京へ向かう。
父はミロに殺されていたことを知るハルオ。気持ちの整理ができず自暴自棄になり、父の兄に会うが反社の極悪危険人物だった。
悪意と暴力の罠にはまり瀕死のハルオ
ミロにとってハルオもジンホも最愛の男。助けるためになんだってやる!
ハードボイルド・ミロ。愛は限りなく暗く、敵も味方も邪悪そのもの。
予想外の展開でスリリングにさくさく話が進みます。
どす黒い悪意、どろどろ陰湿な敵意が次々現れるし、元気な時でないと苦しくなってしまうので注意かもしれない。
沖縄の明るい陽射し、ミロとハルオの暗い陰、その対比が鮮やかな印象
内容が重すぎて読み終わったら早くアウトプットしたい気持ちになりました。
