占いとお祓いで傷をも癒し
未来へと導いていく時代小説
看板娘すずが母きよと切り盛りしている
最福神社門前で人気の茶屋「たまや」
その一角にある占い師・一条宇之助の「がらん堂」
悩める人々を助ける人情物語
茶屋「たまや」の娘・すずの父は十年以上前に行方知れずとなったままだった
すずには守護霊獣の龍が付いていて甘酒が大好き。
言葉にも音にも力は宿る。呪いや祝福を生み出す立派な術となり得る。
1,黒猫日和
飼っていた黒猫が虹の橋を渡ってしまいペットロスの悲しみから立ち直れないおように寄り添うすず、宇之助は占いでは生き物は動くから探せないと言うが。
2,因縁
「たまや」の店先で簪が折れたおとね。おとねは悪縁に悩んでいた。宇之助が占うと 悪霊『因縁霊』がおとねに憑りついていた。因縁霊を祓う宇之助。
3,過去
借金に追われ困窮する美濃屋を宇之助の父・照之助が占いで助けた。占い代は払える余裕ができてからでいい、倅に返してくれと言われ懸命に働き財を成し恩返しする。
父に愛想をつかし家を出た宇之助だったが、父の「徳積み」が自分に返ってきていることを知り呆然となる。
4,波乱
宇之助は商売がうまくいかない畳屋の六角屋を占い、植木屋で畳を売り込むよう勧める。以前占った眼鏡屋が行方不明と知った宇之助は霊障を疑い探ると‥
神の力を借りる時は
白衣に白袴の白装束
大きな退魔に挑む時は
黒衣に黒袴の黒装束
邪神との闘いが始まるのだ!
はい、おもしろく読み進みました
悪霊・邪神たちとの技比べ、こうゆうのツボなんですよねえ
すずと宇之助のこれからも気になるし
『茶屋占い師がらん堂』シリーズの5作目で
1作目から読んでみたくなりました。
