二年ほど前、年齢でいうと私の親世代の方とえらく喧嘩をしたことがあった。
私もカッなってしまったし、先方も私の吐いた言葉にプライドを傷つけられたに違いない。
それで後へは引き下がれなかったようだ。
私も同じだった。
かなり表向きは、よい関係に思えたが、それはたまに会ってもお互い奥底まで見ることがなかったのだ。
もう20年ほどの付き合いだ。
二年以上が経過していた。
最近になって、その方が私の名前を出しているのを二人の人から耳にした。
人は寒くなると人恋しくなるからだろうか?と思った。
私は今世では、もう会うことはないと思っていた。
先方が私に会いたがっていると直感した。
携帯には、その方の電話番号もアドレスもすべて消去してある。
二つ前のiPhoneにアドレスがまだ入っていた。
サラリとメールを送信した。
再会することになった。
何か私に伝えたいのだろうと思う。
私は人との繋がりで必要ないものは、手放すことを決めた時期がある。
この方もその一人だった。
手放す、というその意味を、最近勘違いしていたことに気づいた。
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