トドラで迎えた朝。
朝食はのりこさんお手製のスペインオムレツ。
この日もトドラ渓谷をぶらぶら。
若者の集まりを発見。
チラチラ見られたので、微笑みとともに手を振ってみた。
湧き上がる小さな歓声。
モロッコ人は優しくて人懐こい。
観光客相手の商売人はやっぱり多少は違うけど、一般的なモロッコ人はすごく優しくて温かい。
田舎になればなるほど実家する。
勇気ある若者が近付いてきて、色々と話しかけてきた。
全く分からない。
他の人もみんな手招きしてるので近付いてみた。どうやら学校でピクニックに来てたみたい。
誰かの手作りのブラウニーケーキとモロッコといえばのミントティーをいただいた。
すっっごく美味しかった!
若い!!
モロッコの人ってスタイルが良いんだなと改めて思った。
顔がとにかく小さい。
顔というか頭が小さい。
そして足が長い。
羨ましい~!
私の名前をすぐに覚えてくれた。
君の名前の意味はカワイイという意味だから覚えやすい、と言われた。
え、本当かな?!
だとしたら相当嬉しいけど!
真相なナゾです。笑
みんなとたくさん写真を撮ってバイバイ。
ぶらぶらしてたらまた出会った。
遠くからでもずっと手を振ってくれてた。
嬉しい。
なんだか心が温まったよ。
相変わらずカワイイお土産屋さん。
店主さんが『ノリコのところに泊まってるのか?!私はノリコの友達だぞ~』と言ってきたので
『はいはい~』
と流して先へと歩きました。
帰り道。
同じお店の前を通ると
先ほどの店主さんとのりこさんが仲良く雑談してました。
本当にお友達だったのね…。
疑ってたわけではないけど、軽く流してしまってたわ。
ごめんなさい。
少しお話してたらターバン巻いてくれました。
このターバンは見た目もさることながら、機能性に大変に優れていて、暑い陽射しを遮るだけではなく砂嵐時には口元を全部隠して対策できます。
砂漠に行く前に欲しかったな…。
せめてストールとか。
砂漠が終わった今は欲求がなくなりました。
カワイイ布がたくさんあるから必死に堪えました。
バックパックの中が布だらけって絶対おかしいよね…。しかもこれからヨーロッパとアジアが残ってるし。
検討しましたが、やはり諦めました。
その後もぶらぶら。
暑さに耐えきれなくて炭酸が飲みたくなった。
小さなお店があったので入ってみた。
看板に日本語が…!!
そんなに日本人が来るのかしら??
その後もぶらぶら。
小腹が減ったので違う商店でパンを買ってみた。
レジの横らへんにケースに入って山積みされてるパン。
シャウエンで食べた時はイマイチだったから全然期待してないんだけど、とにかく安かったから。
こんなにも素朴な見た目と味なんだけど、すごく憎めないシンプルで美味しいパン!!
買って良かった♡
商店にいた若者にどこから来たの?のりこさんのところにいるの??と聞いてきた。
珍しく英語が話せる若者だったので少し雑談。
お家に招待するよ!おいで!
と言われました。
うーーむ。
このパターンは現地の人と触れ合える素敵な一時でもあるんだけど、同時に犯罪に巻き込まれるかもしれない危ないパターンでもあるよね。
特に女性1人旅だとその判断が非常に困る。
善意でしてくれた行為とかも、何か裏があるんじゃないか、とか。
優しい笑顔の本音はなんだろ…とか。
悲しいけれど少し疑ってしまう。
注意深くなることは良いことだけど、少し距離が出来てしまって悲しくなる。
その辺りが非常に難しい。
でもこの時は付いてっても大丈夫な気がした。
何でかは分からないけど、長年の勘が働いて。
後はのりこさんのところに泊まってるとすでに話してるので、相手も下手なこと出来ないだろうなと高を括りました。
じゃあ、少しだけお邪魔するよ。
そう伝えると若者はすごく嬉しそうだった。
さ、こっちだよ!
若者の後を追って細い道を付いて行く。
もしかしてボスに電話とか?!
良いカモ見つけたぜ~!とか言われてるのかな…。
ちょっと警戒をする。
たどり着いたのは本当に普通の地元の人のお家。
外は灼熱だけどお家はひんやりしてる。
風通しがすこく良い。
キッチンとテーブルがあるだけの殺風景なお家。だけどやっぱりカワイイクッションや布たち。
食べる?って言われたけど、さすがに申し訳ないので断りました。
そこにお兄ちゃん登場。
ちゃんとターバン巻いてる。
若者の電話の相手はお兄ちゃんだったみたい。
大歓迎されて三人で雑談。
ここで私がよくやる悪い人を見分ける方法を披露します。
写真撮って良い?と聞いてみるんです。
悪いことを企んでる人は顔を写るのを嫌がります。
街中の優しい顔をした詐欺師にもこの方法はかなり効果的ですよー!
まだ兄弟のことが信じきれない私はノリノリで『写真撮っても良い?』と聞いてから撮ってみた。
とっさに顔を隠しました!!
もう信じる気なくしちゃうよね。笑
ただ単に日本人と仲良くしたかったみたいですが、私があまりにも冷たい態度をとってたため、少しシュンとしてました。
人生は一度きりだよ!
もっと楽しまなくちゃ!!
モロッコに彼氏を作らなくてどうする!!!
と力説されました。
私の顔から笑顔が消えて真顔になったため、お兄ちゃんは諦めました。笑
やはりモロッコ人は引きが早い。
疑い深い私は出されたミントティーのグラスをさりげなく交換したりしてましたけど。笑
睡眠薬が入ってたらどうしよう、とか考えちゃって。
疑っちゃってごめんなさい~。
その後は作業場を見せてくれました。
ママやおばあちゃんたちが布を織ってるそう。
たくさん見せてくれました。
買わないからいいよー!って言ったけど、見るだけ見て!と全て広げて見せてくれました。
ビンボープライスにするよ!と言われました。
お金の問題じゃないよ。
持って帰れないんだよ。
しかもビンボープライスってちょっとイラっとする。笑
ビンボープライスって言葉はあまり良くないからプリティープライスはどう?
と提案しときました。
何か買うまで帰してくれないのかと思ったけど、もう夕飯の時間だから帰るねー!と笑顔で言うと、意外とアッサリと解放してくれました。
本当に日本人と話したくて、自分たちの伝統の織り物作業を見せたかったみたい。
モロッコの他の地域からもわざわざここに買い付けにくるそうです。
すごいなー!
帰り道は子供たちに案内させるから!と言って、近くで遊んでた子供数人を呼んだ。
あ、でも私はお金ないよ?と伝えました。
道案内されるとチップのように小銭を渡すのが主流なモロッコ。特に子供たちはそれをお小遣いにしてるほど大切なお金。
道案内しようと子供たちが群がってくることもあります。
道案内しようと子供たちが群がってくることもあります。
でも今回の私はふらっと出掛けたので小銭しかなくて、ジュースとパンを買ってしまったために、本当に無一文だったのです。
お兄ちゃんは『何言ってるんだい、大丈夫だよ!お金なんていらないよ!』と言ってくれました。
カワイイちびっこ三人が『こっちだよ!』と走り出しました。
田んぼの横の細い道をくねくねと進む。
方向音痴な私にはちびっこの誘導が有り難かったです。
途中で1番小さな子が私が持ってたジュースを指差しました。
飲みたいのかな??
英語が伝わらないため、ジェスチャーで飲む?と聞いてジュースを渡そうと手を伸ばそうとして…手渡す途中でものすごい勢いで奪われて、大事そうに胸の前で抱えてました。
一口だけ飲むのかと思ってたけど、一本まるまる奪われちゃった。笑
ここまで行けば後は真っ直ぐだから!
的な言葉とジェスチャーをされました。
『お金!!』
と言われて手を出される。
あ、やっぱり…。
ごめんね、本当に持ってないんだ。
『お金!!!』
ご、ごめんね…。
小銭すら持ってない大人ってなんだか恥ずかしい。
てかお兄ちゃんは子供たちにちゃんと伝えてくれたのかしら??
子供たちにとっては私はただのケチな外国人としか思えられないだろうなぁ。
でもそこまでしつこくなく子供たちは去って行きました。
せめてジュースを持ってて良かった。
ありがとう、バイバイ。
『セニョリータ!!』
ふいに呼ばれて振り返る。
はにかんだ笑顔で手渡してきた。
カワイイことしてくれる!!
きゅんきゅん♡
そして私の指が黒すぎて衝撃だわ!
当時は何とも思ってなかったのに…。
何この色?!
ひどすぎる!!
そんな感じで充実した楽しい1日でしたーー♪
ちなみに夕飯は
美味しかった!!














