パニック障害と診断され、投薬治療を開始。

鬱 の時の投薬治療はあっさり効いて完治したと思っていた。

結婚と同時に妊娠の為、断薬をせざるを得なかったがそれは全く問題なかった。


また改めて治療が始まった。

今まで出来ていた事が出来なくなって行く自分


高速道路に乗れない

渋滞が耐えられない

飛行機、新幹線、満員電車、美容室、歯科

どれもダメ

観覧車なんか乗ったら死ぬ

一定の間、拘束される事の恐怖。


脳内がバグってくる。

このやっかいな恐怖心にかられると自分が自分でなくなる。

一気に発作が出てきてしまう恐怖、

足がすくんで動けなくなるから、この怖い事全てを回避するようになった。


周りには絶対理解されない

おかしくなったと思われたくない

友達にも誰にも言えない

当時の旦那は、しょうがないよ と言いながらも

「旅行にも行けない」って言ったっけな。


自尊心がズタボロになっていく


今みたいに、パニック障害が有名になっていなかった当時、本当に苦しかった。


そしてパニック障害の名医を探しては

病院を転々とし、薬も変え、あらゆる療法を試したけれど、一向に良くならなかった。


そこから、また

薬の治療を子供の妊娠を機に断薬し

頓服薬だけでしのぐ様になった。

妊娠中はホルモンの影響なのか、薬を飲まなくても

大丈夫だった。

ストレスがかかると不安定にはなるものの

赤ちゃんの為と思うと辛抱できた。


そうすると、ある事に気づいてしまう


パニック障害は薬だけでは 治らない


ここから、私の粗治療が始まるのでした。