あっという間に12月の1/3が過ぎました。

私にとって今年は余りにもひどい年でしたので、

早く2022年になって欲しいと願っています。

 

さて、前回お知らせしたようにゼルダの商標登録問題の事を

お話しさせていただきます。

 

ゼルダを立ち上げて3年位して、漸く売り上げも順調に伸び、

約10年が過ぎました。

スタッフも40人くらいになり、全てが順調に行っていたある日。

 

突然社長の松田先生から呼び出しがあり、

ZELDAが商標登録で訴えられた!との事。

ZELDAの名前が決まってから直ぐに

特許事務所の方にお願いして申請をしていたのですが、

最初、ゼブラのボールペンのゼブラと被るからという理由で

何度申請をしても、中々許可が下りず、

少し間を開けてから申請しなおそうという事になったとの事。

その空白の間に、特許ジゴロの様な方たち(?)に

名前を取られたとの事でした。

訴えられた内容は、無断使用をした間の使用料

何億かを支払えとの事でした。

 

私に報告があったのは既に裁判に入ってからでした。

どちらの会社が早く活動と申請をしたか、

証明する資料を全て出さなくてはいけませんでしたが、

資料の整理はちゃんとしていましたので直ぐに提出。

立ち上げから係わって頂いた方たちにも証言して頂いたり、

随分とご迷惑をおかけ致しました。

 

私はそのままZELDAの名前でブランドを続けたかったのですが

先生は「裁判の結果が出るまで少し時間が掛かりそうだし、

この際自分の名前に変えなさい!」という結果になり、

1989年ブランド名は

「ZELDA」から「MARIKO KOUGA」に変更になりました。

その後2年位して「ZELDA」は裁判に勝ち、

無事ニコル社に戻って来ました💛

 

(81年、漸くプロのカメラマンに写真を撮って頂きました)

 

(82年、コレクションの写真を載せた新聞を作って頂きました)

 

しかし、ブランドはネームを変えてからが大変でした!

続きは次回!