私はこちら香港で読売新聞を取っているのだが、おまけで
香港ポストという、日本人の為の日本語で書かれた情報誌が
週一度無料でついてくる。
今週号に面白い記事を見つけた
”香港人の英語のレベル、大きく低下”
最近の調査で英語を母国語としない国の英語レベルの結果
香港は25位だったという。トップ10はヨーロッパが占め(そらそーだろ)、
アジアのNo1はシンガポール、次にインド、パキスタン、韓国、日本と続く。
前回の調査では香港が12位だったのが
(アジアでシンガポールについで2位が香港)
ここ数年で12位を大きく下回って、あちゃーーーっ!25位!!!
ちなみに日本の方が香港より上だったという ⇒ほんまかいな???
150年以上英国による統治、私が香港に来た12年前から今でも
ニュースは英語と広東語の2ヶ国語放送で、英語の字幕もつくという
いたりつくせり、だがしかし、英語力は年々低下しているという不思議
その記事を書いた人いわく、香港人は超現実過ぎ
どんな科目も必要に迫られたり、利益の為に勉強するだけ
興味なし、情熱ナシ、単純に進学、就職に有利かどうか
それだけで考えているから=
金になるかならないかしか考えていないから
英語力がつかない
あ~~すごく良く分かる。。。
私が12年前、香港が中国返還して間もない頃、
スーツケース一個で、たった一人で香港に来た
知り合いは誰もいない。⇒私は私は☆チャレンジャ~~♪
何とか仕事は見つかったが、とにかく広東語を習得しないと
生死に係わると、必死で勉強したあの頃 (遠い目~)
そして香港人の友達が出来てからコミュニケーションしたい、
もっと香港を知りたいから
広東語を話せるようになりたい~~~っ~~~
寝る時、仕事、お風呂以外は広東語のラジオを録音した
テープをずっと聴いていた(I-phoneなんてなかったからねえ)
あの頃私には情熱があったことは確かだった。。
(遠い目~~今はまったくナス。。。)
この記事のライター、非常にいいことを書いているので以下抜粋
150年以上もイギリスの植民地だったのに私的に欧米人と付き合うことは
一般の香港人にとっては不自然でした
積極的に英語を勉強する為に
欧米人と付き合う香港人は殆どいません
英語でのコミュニケーションはめんどくさいし、疲れるから
どんなことに対しても利益や試験に出るとか必要に迫られない限り
ちょっとの時間や労力を惜しむのは典型的な香港人の考えなのです
英語だろうと北京語だろうとうまくならないのは当然
何に対しても”心”がこもっていないのが一番大きな問題といえるでしょう
よーするに。。。 欧米人と色々話がしたい、コミュニケーションしたいなど、
相手の文化を知りたいから英語を勉強するという香港人は
少ないと。。。。。 試験に出なきゃ必要ナス という考え
それが英語力の劣化につながっているとライターは言っている。
うん。。たぶんおっしゃっていること正しいかも。。
旦那は私より英語のボキャブラリーは多いし、
自分でも英語の新聞を見たりニュースを見ているけど
私の欧米人の友達のパーティーに誘っても
絶対に来てくれない。。。
彼にとって英語とは仕事のレポートの時だけに必要なものらしい。。
なんだかさびしーというか、つまらないというか。
あくまでも私の意見だけど、せっかく香港という国際色豊かな国にいるんだから
いろんな人と知り合って色んな価値観を学べるチャンスだと思うんだけど
色んな価値観を受け入れられるということは、生きていくうえで
自分も楽になると思うのだが。。。
ま、旦那は旦那。自分の道を行くがよし☆
私は多少痛い思いしても、面白そうな”あなたの知らない未知の世界”
を覗く方を選びますねん~~ だってその方が楽しそうだもーん☆