パリから帰って先週日曜日は久々の義理家族あんど親戚との飲茶。
”まりりんは不倫相手に会うためにパリに行った”という訳の分からん
親戚一同に広まったうわさを払拭すべく、嫌だけど参加した
勝手に誤解させとけ!と思ったが旦那が泣くので仕方がなく。。。。
彼らの会話は基本”内容が無いよう”。。。
最近太った☆血圧が上がった☆上海のなんとかじいさんがもうすぐお迎え☆
長女は彼氏がいない!夜も心配で眠れん☆刺身は禿げるから食べるな☆
牛肉は毒があるから毎日食べちゃいかん!☆
コーラとサイダーは体に悪いから飲むな☆
偽者のロレックス買った!安かった!→
そんなモンに金使うなら貯金しろバカモン!☆
ワシの作ったスープ飲め、スープ!☆
。。。毎度同じ話を聞かされますのよ
が、先週は珍しく(失礼)、考えさせられる話題であった
旦那のいとこが、自分の息子(13歳)が、まったく勉強しないで
ネットサーフィンばかりしていると愚痴っていた。
勉強しないといい大学にいけない、大学にいけないといい仕事が
見つからない、、、、いい仕事が見つからないと金が稼げない!!!
勉強しろーーーっ!息子ーーーっ だそうな。
香港は男女の差別はまったくないが日本以上に痛烈な学歴社会である
(というか、私の感想では女性のほうが圧倒的に優秀である)
香港は税金は安いが、その分福利厚生は非常に乏しく、年金もない。
以前香港人の同僚から、特に貧困層が子供を生んで育てる理由は
自分たちの老後の面倒を見てもらうのが目的と聞いたことがある
だから子供には大学に行っていい会社に勤めて稼いでほしいと
義理母の妹の娘3人は誰一人結婚していない。
だが、3人とも香港トップの大学を卒業してイギリスに
奨学金で留学、今ではバリバリのキャリアウーマン
稼ぎはかなりいいらしい
だから彼女たちには誰も”結婚しろ”とは言わない。
彼女たちもまったく男っ気がない。。
その辺の男性より稼ぎがいいし
無理して結婚する必要もないでしょ~~ ということ。
香港の面白いところは、若くてきれいだったら得することも
もちろんあるが、日本のようにあからさまにチヤホヤされない。
”彼女キレイだよね”で終わり。
だから香港人女性で、容姿にコンプレックス持っています、わたしブスです
どうしましょ~~およよ~~ などと悩んでいる人は見たことがない
だって美人だろうがブスだろうが、若かろうが若くなかろうが
この国は、金がある人が一番えらいから
わたしはブスだとひがんでいるヒマがあったら金稼げ!
が合言葉の国だから、若くてきれいということはあまり武器にならない
日本にいた頃お金の話はタブー、金金というのはみっともないと育ってきたので
香港に来たばかりの頃、金の話ばかりする香港人にびっくりした
今は旦那だが、彼と付き合っている頃、お金の価値観が合わなくて何度も大喧嘩したもんである
たとえばわたしが就職活動しているとして
彼に”この会社どう思う?”と意見を聞いたところ、
仕事内容ややりがいなど、まったく関心なく、
開口一番”給料幾ら?安すぎ!止めとけ”という感じであった
金かいっ?? わたしに合いそうな会社とか仕事はどーでもええのか??
でも今なら彼(旦那)の言うことが良く分かる
香港は貧富の差が激しい。
病気になった時、お金がなかったらいいお医者さんに診てもらえない
だから出来るだけお給料のいい会社に勤めたほうが安心
わたしを心配してくれていたから出た言葉であると、今ではよく分かる
香港に住んで10年以上。
何が変わったかって、やはりお金に対する意識。
日本にいた時はお金お金っていうとはしたない!って
洗脳されていたが、お金は自分を助けてくれるし、わたしも人も幸せにする♪
”お金大好きーーーつ!”
ホンね中の本音♪