明日の参院選投票を前に、選挙カーが「最後のお願い」と叫んでいます。なかには、安倍元首相が銃弾に倒れた昨日の事件をとりあげ、「それでも私は屈しません!民主主義の戦いです!」と選挙活動に活かしている候補者もみられました。その是非はともかく、選挙の結果に生活がかかっている候補者にとっては死活問題でもあるわけで。自分がもし立候補する立場だったらどう振る舞うだろうとか、ありもしない想像をしてしまいました。


今日は慶應義塾大学病院に用事があり、自転車で移動してきました。途中、妙に女性の親子連れが多いなぁと思ったら、今日は女子学院の校内見学の日だったようで。地元民からの評判はさておき、受験生の皆さんにとって良い受験を迎えられますように。


そして静かな雙葉学園を抜け、四谷を渡って学習院。外交の舞台となった赤坂迎賓館を脇目に赤坂御所にそった緑の道を過ぎたところ。いつもは横切る創価学会本部と公明党の近くは通らずに、明治記念館を回って信濃町に到着しました。付近の喧騒はあまり良くわからないけれど、今日は永田町にも何となく近づかないようにしています。テレビやTwitterも極力シャットアウト。


衆人でしかない私がたかだか一票を投じたところで何かが変わるわけではないけれど、これまで投票しようと考えていた候補者から、昨日のことで変えるようなことはしないつもりです。自分の頭で考えることを放棄しないように。それしかできない無力感を感じながらも、それすらできなかった時代もあったのだから。