呼吸器系の構造と機能(勉強) | 脊髄腫瘍と暮らす生活

脊髄腫瘍と暮らす生活

2009年12月に頸髄髄内腫瘍の摘出手術を受けました。
手術前・入院・退院後の生活を書いています。

(手術後183日目)




ここ数日、久しぶりに勉強してるんですが。


テキスト読んで、まとめて、PCに向かっていると、結構、長い時間集中できることがわかりました。


その間も背中と腕の痛みはあるんですけど、気が紛れるような気がします。



ただ、一区切りして、息をつくと、背中の張りが尋常じゃない!



横になったり、ストレッチポールに乗ってみたりして、背中の緊張をほぐします。



では、今日も張り切ってお勉強です。




勉強用のまとめノートをブログで代用しています。


勉強部分は青い文字で表示しますので、興味のない方はすっ飛ばしてご覧下さい目



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第1章 労働生理


Lesson2 呼吸器系


1呼吸器系の構造と機能


呼吸器系は、構造によって大きく気道に分けられ、そのメカニズムは、外呼吸(肺呼吸)と、内呼吸(組織呼吸)に分けられます。


①呼吸器系の構造


気道 → 鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、気管、左右の気管支



②呼吸のメカニズム


外呼吸(肺呼吸) → 肺で空気中の酸素と血液中の二酸化炭素(炭酸ガス)が交換されます。


外呼吸により酸素を取り込んだ血液は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合させて酸素を運搬します。


内呼吸(組織呼吸) → 組織細胞と血液の間で行われるガス交換


身体の各組織では、送られてきた動脈血の酸素を取り入れ、二酸化炭素は逆に血液に取りこまれます。



③呼吸運動とその調節


肺自体には運動機能がないため、呼吸運動は主として胸の呼吸筋横隔膜の協調運動によって行われます。


・息を吸う(吸気) → 胸の呼吸筋や横隔膜によって胸郭内容積が増し、それにともない胸腔が広げられ、内圧が低下し、鼻腔や気道から肺の中に空気が流れ込みます。


・息を吐く(呼気) → 胸の呼吸筋や横隔膜によって胸郭内容積が減り、それにともない胸腔が狭められ、内圧が高くなり、肺の中から空気が押し出されます。


呼吸運動は延髄が調節をしています。



激しい運動 → 組織の酸素の消費量が増加 → 血液中の二酸化炭素が増加 → 血液のpHが低下(酸化) → 延髄にある呼吸中枢が刺激される → 呼吸数が増加



・通常時の呼吸数 → 1分間に16~20回(平均18回)程度


激しい運動では1分間に60回になることもあります。


・通常時の呼吸量 → 6~7ℓ程度


激しい運動では50ℓ程度に達することもあります。


最大酸素摂取量(呼吸によって体内に取り入れられる酸素の量) → 1分間に4~5ℓが限度といわれています。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


普段、何も考えずとも行われている「呼吸」。


人間の体は、血中の二酸化炭素の量を感じ取り、それに応じて呼吸の回数を増やしたりしてるんですね。


それを調節しているのが、「延髄」。


この延髄は脳髄の下の部分で、呼吸運動、心臓の活動をつかさどっているとのこと。


私と同じ脊髄腫瘍を抱える方たちの中には、この、延髄に近いところに腫瘍ができてしまう方もいます。



手術の難易度も上がる、と聞きました。



脳腫瘍もそうですが、どうして、バイ菌が入った訳でもないのに、脊髄なんかに腫瘍ができるのかなぁしょぼん



…テンション下がってきた。ヤバイヤバイ。

勉強続けます。