リハビリ開始 | 脊髄腫瘍と暮らす生活

脊髄腫瘍と暮らす生活

2009年12月に頸髄髄内腫瘍の摘出手術を受けました。
手術前・入院・退院後の生活を書いています。

2009年12月15日(火)

入院16日目。
(手術後5日目)
(リハビリ初日)



地獄部屋も5日目に突入かと思われておりましたが、再手術の必要もなく、どうなるのかなぁ?と思っていました。


「今日から元のお部屋に戻れますよニコニコオシッコの管も後で取りますね~」


看護師さんが言いました。

その時点での私は、立つことはなんとかできても、歩くなんて、とてもじゃないけどできませんでした。


「トイレの時はナースコールで呼んで下さいニコニコ車イスでお連れしますから」


…よろしくお願いしますしょぼん


その後で、S先生が現れて「今日からリハビリ始めますから」と言いました。



良かったしょぼんこのまま歩けないんじゃないかと少し不安でした。


私のこの両脚の麻痺(触覚の麻痺・過敏な温度感覚・位置覚麻痺)は、腫瘍を摘出するために切開した脊髄周辺が司る感覚です。


私のように、脊髄の中に腫瘍ができてしまうと、摘出するためにはどうしたって脊髄を切り開かなければいけません。

そして、そのために起こる予測不能な麻痺。
ただ、この麻痺は手術のために起こる一時的な麻痺で、徐々に改善されて行くそうです。



ただし、



「どこまで元の状態に近づけるか、そして、そこに辿り着くまでの期間が、1週間なのか、1ヶ月なのか、1年なのか、10年なのか…。それは誰もわからないんです。」

S先生は申し訳なさそうに、でも、平常心を保とうとしているような表情で言いました。




そして、導尿カテーテルも撤去され、無事に元の病室に戻ることが出来ましたニコニコ



そして、再び訪れた、まったりとした午後の一時ニコニコ


「こんにちは!マコさん!!」


やけにテンションの高い呼び声が。


リハビリテーション課の理学療法士Kさんでした。

「今日からマコさんのリハビリ担当です。よろしくお願いしますキラキラ


長身で、細マッチョ系、髪は超短髪、マスクで顔はよくわかんないけど、なんだか超サワヤカキラキラ

眩しいくらいです、はい。

「こちらこそよろしくお願いしますガーン


多少の温度差を感じつつ、リハ開始。



ヒヨコ今日のリハ

・今日は初日なので、現在の私の状態のチェック
・歩行器で歩行訓練。
(歩く時、「右足出して、左足出して」なんて考えて歩かないですよね。
でも、今の私は「右、左、右、左」と頭で指令を出して、しかも、足がグニャッとならないように床に置く足の角度まで考えています。)

でも、まぁ、ヨチヨチしてるけど歩けました。


ペンギン今日の評価

とりあえず、歩行器での一人歩き(整形外科病棟だけ)OK出ましたチョキ

ただし、今日はトイレに行く時には看護師さんに付き添ってもらうこと。


はーいニコニコパー