入院初日 | 脊髄腫瘍と暮らす生活

脊髄腫瘍と暮らす生活

2009年12月に頸髄髄内腫瘍の摘出手術を受けました。
手術前・入院・退院後の生活を書いています。

とうとう、入院しました。

地元を早朝に発ち、新幹線で。東京に着いたのは午前11時頃で、昼食にお蕎麦を食べて、12時30分頃にK病院に到着しました。

入院の手続きを済ませ、入院病棟へ。病室に案内してもらい、パジャマに着替えて荷物を床頭台とロッカーに入れました。

同じ病室の先輩方と少しおしゃべりをして、看護師さんからお呼びがかかり、病棟内の説明がありました。トイレ・洗面所・浴室・非常口の場所や、お風呂の順番のこと、冷蔵庫のこと、非常口の階段の踊り場まで出れば携帯電話で通話しても良い、ということ、などなど…


そして、しばらくしたらナースコールから呼び出しの声が。

「生理検査室から呼び出しです。2階の検査室に行って下さい」

心電図と肺活量の検査をしました。

続けて、

「レントゲン室に行って下さい」

レントゲンを正面・後ろ・横・左右斜め…

これを首・胸・腰全部…

一体、何枚撮ったのだろうか…


多少、グッタリしながら病室に戻り、友達のメールに返信したりしていました。

そして、30歳くらい?の若い医師に声をかけられました。

「担当医のSです。診察したいので、一緒に来てもらえますか?」


私は、S先生の後を付いて診察室に向かいました。

診察は、今までの病院で聞かれたことを再度聞かれ、握力検査をしたり、腕とか足とか手を検査器具でコンコン叩かれたりしました。その他、感覚の検査、ということで、筆で手足、お腹をなぞったりしました。

…内心、ビミョー。

さらにS先生、ズボンのポケットから自分のキーホルダーを取り出し、

「今度は鍵で引っ掻きますので、感覚を教えて下さい」と大真面目な顔で言いました。鍵で

同じように手足・お腹…


でも、耐えられませんでした。お腹がくすぐったすぎて、吹き出してしまいました。

「っていうかくすぐったいですニコニコあっはっはっニコニコ

「あぁ、すみませんあせる

S先生、頭を掻いて困っていました。


そんなこんなで入院初日のメニューは終了したのかな?