母子家庭の母または父子家庭の父ならば、【自立支援教育訓練給付金】を市から支給してもらって講座を安く受けることができます。

 

これは、簡単に言うと「ひとり親家庭のみなさんを支援しますよ」という市の事業の1つです。就職やキャリアアップにつながるために受けた対象の講座の受講料の一部を市が支給するというものです。420時間日本語教師養成講座は厚生労働省が指定する教育訓練講座の対象講座になります。ですから、要件に当てはまるシングルマザーやシングルファザーは安く講座を受けることができます。

 

ただし、自立支援教育訓練給付金の支給を受けるには要件があります。

対象者

  • 市内に居住し、20未満の児童を扶養している母子家庭の母または父子家庭の父で、次の要件のすべてにあてはまる人

要件

  • 児童扶養手当受給者または同様の所得水準
  • 過去に給付金の支給をうけたことがない                

自立支援教育訓練給付金の支給を受けたい場合は、必ずお住まいの市またはハローワークに問い合わせて内容を確認してください。

 

私もシングルマザーですが、この制度を利用して、420時間日本語教師養成講座をかなり安く受講することができました。

 

私が通ったニューヨークアカデミー校の【420時間日本語教師養成講座】を     例にとります。

実際に私が支払った金額(H31年の価格)

入学金:20,000円

受講料:420,000円

テキスト代:8,316円

合計金額:448,316円

 

自立支援教育訓練給付金を使って市から支給してもらった金額

200,000円

 

実際にかかった金額

448,316円ー200,000円=248,316円
 
ここで、注意点があります。それは自立支援教育訓練給付金が支給される時期です。
自立支援教育訓練給付金の支給は、講座が修了してから給付されます。
そのため、受講するときは講座料金を自腹で支払う必要があるため、注意してください。
 
このように、私は市の自立支援教育訓練給付金という制度を使って420時間日本語教師養成講座の受講料が、びっくりするほど安くなりました。
 
シングルマザーまたはシングルファザーの人は、ぜひ制度を利用してくださいね。
詳しい内容について知りたい方は、いつでも相談してください。