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監督:M・ナイト・シャマラン
主演:ジェームズ・マカヴォイ
3人の女子高校生が、見知らぬ男に拉致されて
しまう。
犯人は神経質そうな雰囲気を漂わせた男だった。
男が部屋から立ち去った後、必死に脱出方法を
模索していると、ドアの外から男と女が会話する
声が聞こえた。
3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたの
は、女性の服を身に着け、女性の口調で話す先ほど
の男だった。
男には23もの人格があり、9歳の少年やエレガント
な女性など、1人の体の中で人格が激しく入れ
替わっていく。
そしてさらに、24番目の人格が現れようとして
いた。
多重人格者に誘拐された女子高校生たちが恐怖に
陥れられるサスペンス・スリラー。
まずは早々に3人の高校生たちが誘拐される
シーン。
車でああいうシチュエーションでというのが、
なかなかの盲点だった。
そこから中盤過ぎまでは、誘拐犯と女子高校生たち
のやり取りと、犯人の人格の中の1人と担当医の
カウンセリングの場面が続く。
ジェームズ・マカヴォイ演じる犯人の、人格の演じ
分けが見事![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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でも人格が多すぎて、今は誰が出てきているのか
わからないところもあった。
そして後半には、さらに目まぐるしく人格が入れ
替わる。
凶暴な人格も現れ、人質たちの身に危険が迫る![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
女子高校生のうちの1人、ケイシーの子供の頃の
回想シーンが合間に挟まれていて、虐待されていた
ことがわかる。
それを考えると、最後の部分がかわいそうだった。
『アンブレイカブル』と同じ世界観で作成されて
いて、シリーズ2作目に位置付けられているけど、
繋がりと言えばラストのワンシーンにブルース・
ウィリスが出てくるくらい。
シリーズと知らずに単独のサスペンス作品として
観たとしても、問題ない作りになっている。