スプリット | Movie review posting

Movie review posting

映画のレビューをなるべくネタバレなしで記載しています。面白そう、この映画観てみたいと思っていただけたら幸いです✨


監督:M・ナイト・シャマラン
主演:ジェームズ・マカヴォイ


3人の女子高校生が、見知らぬ男に拉致されて
しまう。

犯人は神経質そうな雰囲気を漂わせた男だった。

男が部屋から立ち去った後、必死に脱出方法を
模索していると、ドアの外から男と女が会話する
声が聞こえた。

3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたの
は、女性の服を身に着け、女性の口調で話す先ほど
の男だった。

男には23もの人格があり、9歳の少年やエレガント
な女性など、1人の体の中で人格が激しく入れ
替わっていく。

そしてさらに、24番目の人格が現れようとして
いた。

多重人格者に誘拐された女子高校生たちが恐怖に
陥れられるサスペンス・スリラー。









まずは早々に3人の高校生たちが誘拐される
シーン。

車でああいうシチュエーションでというのが、
なかなかの盲点だった。

そこから中盤過ぎまでは、誘拐犯と女子高校生たち
のやり取りと、犯人の人格の中の1人と担当医の
カウンセリングの場面が続く。

ジェームズ・マカヴォイ演じる犯人の、人格の演じ
分けが見事爆笑

でも人格が多すぎて、今は誰が出てきているのか
わからないところもあった。

そして後半には、さらに目まぐるしく人格が入れ
替わる。

凶暴な人格も現れ、人質たちの身に危険が迫るびっくり

女子高校生のうちの1人、ケイシーの子供の頃の
回想シーンが合間に挟まれていて、虐待されていた
ことがわかる。

それを考えると、最後の部分がかわいそうだった。

『アンブレイカブル』と同じ世界観で作成されて
いて、シリーズ2作目に位置付けられているけど、
繋がりと言えばラストのワンシーンにブルース・
ウィリスが出てくるくらい。

シリーズと知らずに単独のサスペンス作品として
観たとしても、問題ない作りになっている。