207段の石階段を上り
辿り着いた奥宮。
参拝も済ませ、
この奥宮まで来なければ
授与されないという
叶杉の『叶鈴御守』も頂き、
さぁ、今度は下り!
上るのよりも、
下りの方が楽かなと思いきや
逆かも…
かなり、膝にきますガーン
手すりもないので
祖母を支えながら下る
母の顔は真剣そのもの。
隣の祖母は嬉しそうにニコニコ。
その光景がなんとも微笑ましくて、
後ろを振り返りながら、
1歩先をゆく父とわたしは
思わず目を合わせ
笑ってしまいました。

次はいつ来られるのか分からないので
もう1度、見事な建造物を
目に焼き付けながら
来た道を折り返します。やっぱり陽明門はすごいなぁ~~!

神様にお供えする御神宝類が収納されている
『上神庫』の彫刻
『想像の象』も素晴らしかった!下絵を書いた狩野探幽は
1度も本物の象を見たことがなかったそうですが
文献を読んだり
人からの伝聞により
探幽の頭の中で作り上げられた「象」は
ちょっとお顔が恐かったり
毛がフサフサだったり
尻尾が四股に分かれていたりしていても
実物の象を知るわたしたちの目にも
それはもう、
しっかり「象」でした。

東照宮を後にして
次に向かったのは
『二荒山神社』(ふたらさんじんじゃ)。石燈籠が並ぶ
綺麗な空気が流れる参道。『麻掛け大黒様』は
悩みを解決して下さるらしい…

こちらでも御朱印を頂き、
5色の縁祈願ひもにお願い事を書いて
『良い縁狛犬』のところに
きつく結んできました!!
良い御縁がありますように。笑


そして、
世界文化遺産にも登録された『神橋』。
橋の下に流れるのは
中禅寺湖から華厳の滝を流れ落ちてきた
透き通った水が行く大谷川。橋の上のひんやりとした清浄な空気に
心が洗われるようでした。橋の対岸の国道を挟んで
正面に見えるお社は
この橋を架けて下さった神様との伝説の
『深沙王堂』。
神橋に祀られている『橋姫神』と共に
男女一対となり、橋を渡る人々を
お守りくださっているのだそうです。

そして諸願成就の『杉丸太渡り』。
「願いを込めてふらつかずに
渡りきると叶うでしょう。」との立て札に
当然トライ!成功!!
この後、祖母も両親も
無事に渡りきりましたー!
よかったよかったショボーン

旅の締めくくりは金箔ソフトクリーム。

有難いパワーを頂き
美しいものを見て
美味しいものも食べて
歴史を知って。
本当に、いい旅でした。

帰りの電車の中で
1番元気だったのは祖母。笑
これからも楽しい思い出
沢山つくっていこうね。

幸せな1日の道中記でした。
((完))