今週の朝ドラは、終戦を迎え猪爪家にとっても虎子にとっても非常に厳しいところです。

 

 虎子の旦那さんである優三さんは、人なんて殺せそうにない人です。いくら敵といったって。

 

 朝ドラにつきものの戦前・戦中・戦後の風景です。他の朝ドラを振り返ってみても、戦争に行って、戦死または、復員できても、精神がおかしくなってしまったりとつくづく殺し合いは人間に合わないのではないかと感じます。米国でもそうだったと聞きます、湾岸戦争後や9.11後のテロとの戦いにおいても。

 

 中世の決闘とか、コロシアムでの死闘とか、私はこれが人類の本質だとは思っていなくて。

 でも、確かに生きるか死ぬかとなった時に自分がどういう選択をするのか・・・。

 ただし、なんとなくわかるのは人間性を失って殺し合う時は、そもそも自分で持っていた小さな怒りが「何か」によって暴走させられてしまうことではないかと。(もちろんそうでない人もいるようですが、同じ人類とは思えないです。)

 

 動物は、同じ類で殺し合いまでしないと記事で読んだことがあります。怪我をさせたりはするでしょうけど、その種が絶滅してしまったら、元も子もないですから、当たり前です。

 

 でも、人間だけがこんなにも大きな殺し合いという戦争をしてしまう。何か変です。今回の注射の件だって、人類はもしかしたら絶滅危惧種になってしまうかもと言っている科学者だっているくらいの惨状です。

 

 人類を操る「何か」という存在は、悪い方へ導くだけなのではと思います。それに乗っ取られないようにしたいです。

 

 客観性や正しい知・情・意。それと何かおかしくないかな?をとらえる疑問?や直観でしょうか。