職場の同僚と一緒になった時、

情報通の彼女から、金相場が現在最高値だと教えてもらった。


でも、その時の私には売れるものは何もないと思っていました ショボーン


新婚の頃、裕福だった元夫が買ってくれたパステルミンクのロングコートが今となっては邪魔で、電話で調べた業者に家に来てもらい買い取ってもらいました。


買い取り値は、情けなくて、とても言えません。

わかってはいましたが、ただ同然でした。

その時、他のほとんどの貴金属も処分してしまったのです。


だから私には関心のない話だったのですが、思い出したのです。


私が若い頃、母にプレゼントした18金のネックレスが、なぜだか私の元に戻っているのを。


そして、姉にも金相場の話をしました。

彼女も以前にほとんどを処分したそうですが、箱からブレスレットを出してきて、 

私にくれたのです。

もう使わないので好きにしていいよ、と。


他に指輪もありますが、この二点は刻印がしてあり、買い取ってもらえそうなので鑑定に持って行くことにしました。





最初はCMでよくみる大○に行ってきました。

指輪は返されましたが、後はまとめての査定で、これだけ びっくりびっくりびっくり

という値段でした。


ネックレスは普通の査定なのですが、ブレスが判断が難しいとのこと。

売る気がなくなって、退散しました。


そしてもう一件、聞いていた自宅近くの評判の良い質屋さんにも行ってみようと思い車を走らせました。


すると途中で、お○屋さんの看板が見えて、こちらにも入っていったのですが、


なんと、

刻印のある二点で、大○での四倍の値がついたのです。

ブレスも普通の評価でした。


即決するのに迷ったのですが、思いきって買い取ってもらいました。

ちなみに指輪には刻印がないので、鑑定に時間がかかるそうで、持って帰りました。


ブレスレットまで売るのは少し気が引けたのですが、この金額が、

先日、孫くんの初節句に送った兜の値段に対し余裕のある額だったので、

誰にもいえませんが、


どうしても送りたい私の懐具合を心配してくれた二人の思いだったのだと感じました。





お母さんお姉ちゃん


いつもいつも本当にありがとう。