まず、エニアグラムによるタイプ判定は大変に難しいと、お知らせします。
 
エニアグラム本を読んでも、自分のタイプがわからない人をよく見かけます。
 
多くの人が自分の性格を客観的に見られないので、自分の正しいタイプを
見つけ出せないのではと考えられます。
 
数多くのエニア本を読んでいたとしても、自分のタイプを正しく見つけ出す
ことなどできません。

また、エニアをそれなりに勉強したつもりになるのか、タイプ判定に自信を
持つ人がよくいます。
 
尤も、私自身もエニアを知ったばかりの頃は、自分勝手にイメージして、
「あの人はタイプ9だ」などと。
 
で、友人が或る著名人をタイプ7だと判定し、自分もタイプ7だと思っていた
ら、その人物はタイプ7に違いないってことになっていたような…、が、二人
が同意しただけでは、正しい判定には至らないのです。
 
エニアの受講を10年以上も受けているのに、タイプ判定がほとんど出来て
いない人が少なくない、と、お伝えせずにはいられません。

ところで、最近になって届いた質問ですが、「タイプ2以外の方々が(コロナ
ウイルスに)続々と感染してるような印象があります」と。
 
コロナウイルスに感染した著名人で覚えているのは、石田純一・赤絵珠緒
・志村けん・岡江久美子・トムハンクスです。
 
この5人は、たまたまタイプ2w1と判定していた人たちですが、質問への答
えは、「タイプ2以外の方々では無かった」ということです。

タイプ2は圧倒的に多数派です。私の予想では、タイプ2は人口のおよそ
6~8割くらい占めているのではと見ています。

それが当たっていたとしたら、テレビに登場する人物のほとんどがタイプ
2w1になり、コロナ感染者もタイプ2が占める可能性が高いってことになり
ます。
 
ちなみに、エニア研究を25年も続けてきましたが、私の親戚も、友人たち
も、趣味の仲間もほとんどタイプ2w1でした。
 
エニアの受講生たちの家族や親戚や友人たちのタイプも、圧倒的にタイプ
2w1が占めています。通信受講生のレポートで、判定結果が全員タイプ2w1
になることも少なくありません。
 
たまに、1、2のレポートにおいて、タイプ7かタイプ4と判定できますが、そ
の他のタイプはほとんど出て来ません。
ですが、レポートが30~50くらいあれば、1・9・6・8のいずれかが登場した
と思う。

しかし、その他のタイプ(3・5)は殆ど出会えていない。判定したこともない…。
結果、タイプ2は人口の5~8割くらい占めているのではないかと考えられる。
 
という訳で、いかにタイプ判定が難しいかを、お知らせしたいと思いました。
つづく