Voicyという声のプラットフォーム、このブログを読んでくれてる方のうちのどのくらいの方が利用されているんだろう?

↑これ、VoicyでのVoiceVoiceの番組ページ。

1年4か月前からサービスが始まって、一期目からVoiceVoiceメンバーで配信しています。

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参加したきっかけは、Voicyの緒方社長「パーソナリティー募集」のツイート。

VoiceVoiceを始めた頃から、Ustreamやpodcastをやってみたけど、なんか違う…と。
まずネックになったのは
「配信に時間がかかる」
「配信状況が安定しない」
趣味じゃなくて仕事の宣伝に使いたいから、
あまりに時間がかかったり安定しないのは本末転倒。もうひとつは
「リスナーの幅が狭い」
こんな事言っていいかわからないけど、聴いてる方が仲間内ばかりな印象で、これじゃ宣伝にならない(あくまで私が仕事に使うには。うまく使ってる人はきっといる)。

で、Voicy。
「パーソナリティー募集」ツイート見た時、応募するかすごく悩んだ。
ボランティアなのはわかっていたし、始めたはいいが…になるとな、とか。
でも迷っていても仕方がないので、思い切って緒方社長にコンタクトを取って、電話で色々話し、私の疑問もぶつけてみました。

話す中で、緒方社長のお父様がアナウンサーで、喋る場を失われていく事の辛さを見てきたこと、声で伝えたいひとたちの活躍の場、声でないと伝わらない場=「声のプラットフォーム」を作っていきたいという思いに共感し、参加しました。

私は「声」を使った職業を失くしたくないし、「声で伝えるって大事よね」って認知されて欲しい、AIはAIで出来ることをやればいいし、人には人にしか出来ないことがあると思うから。
でもVoicyみたいな仕組みはまったく作れるわけないので、乗っからせていただきました。

そしていま。

Twitterには「Voicyいいよね」「Voicyやりたい」「声で伝えるのっていいんだね」
って声が溢れていて、緒方社長はVoicyパーソナリティー応募を捌ききれなくなって、特設サイトを立ち上げてました…まさかの展開。良かった一期生で、みたいな。

なぜここまで認知されたか、というと、はあちゅうや家入さんという、いわゆる「インフルエンサー」と呼ばれる方たちが「声ブログ」としてVoicyのサービスを使い出したから。

うちの番組なんてまだリスナー登録60そこそこですけど(しょぼすぎ、フォローしてください(涙)上のリンクから飛べます)、皆さん登録した途端1000リスナーとか超えてますからね。

去年末くらいからなんかざわざわしてきたなと思ったら今年に入って一気にぶち上がって
「これがパズるってこと?」
と思ったんですが、ホントのバズはまだこんなもんじゃないそうです。怖い…。

もともとVoicyは喋るのが好き、聴くのが好き、というこれまでのpodcastや他の番組配信アプリの愛好家たちが集まっていたんですが、インフルエンサーの心を捉えたVoicyの良さってどこだったんでしょ?
①Voicyアプリで録音してすぐ配信できる手軽さ?
②Twitterと連携していて宣伝のしやすさやリスナーの反応がわかりやすい?
③トークがうまくないと喋っちゃだめというハードルが低い?

どれも捨て難いけどいちばん大きいのは③な気がしています。

機械の様に綺麗に喋る必要はない。
人の声でしかできなきことをしよう。

これが、
「滑舌わるいから話すの嫌い」「声が小さいって言われるから話すの嫌い」
というひとたちの高いハードルを乗り越えさせたのかなぁと。

さてそうなった時に、
「喋るプロの私たちはどうするのか問題」
が出てくるわけです。

綺麗な声で、滑舌よく、喋る事は昔から当たり前のことで、そこにハードルを感じられていたから、喋る職業は特別感もあったけど、声優以外のアナウンサー、司会者、ナレーターなんて、のきなみ「なりたい」職業ランキングの下の方で右往左往してきるのが現状ではない?
(あ、キー局のアナウンサーは違う意味で人気かもですが)。

技術はおいといて喋るのが好きな人たちが活躍する場と、喋りは下手でも人間性を醸し出すための手法として声ブログを手に入れた人たちの狭間で。
それを職業にしていたひとたちはどう活路を見出していくのか?

あ、すいません、答えはありません。私の命題、終わりなき旅。
Voicyに関わっていることで見えてくる声の現状とどうしたらいいのか、突きつけられる問題点と打開策。
一年経ったら、またVoicyも色々変わってるんだろうなぁ。
声の明日は、どっちだ!!