昔、留学してた時

学校のお友達と、数人でドライブして遊んでいたら、警察に止められて、車から降りた。

警察に何か言われたが、突然で何が起こったか意味が分からず、ボーっとしていたら

お友達が繰り返し必死に "MARIKO! HANDS UP!"と、言っていたので、慌てて手を上げたら

警察に、"GET DOWN!"と、言われ従ったがアフリカ系アメリカ人のお友達だけ、地面に叩きつけて殴られていた。

次は、私の番だ!と覚悟していたら、注意だけで何もなかった。

私は、頭がハテナでいっぱいだった。

大丈夫?今の何?どーゆーこと?なんで貴方だけ?と言うと

彼は、いつものこと。自分が黒人だから。ただ、それだけ。

と、言われすごく悲しかった。

マリコが、なかなか手を上げないから焦ったよ。手を上げなかったら本当に撃たれるよ?

ここは、アメリカだよ!笑いながら、言っていた。

これが、普通なん???

私は、あまりの驚きとショックで泣いた。

その時に、初めて人種差別があることを知りました。

日本から出なかったら、分からなかったこと。

不法侵入犯だと勘違いされ、ジョギング中に殺害されたAhmaud Arbery、

ノック無しで、自宅に突入してきた警察官に8発撃たれ死亡した医療に従事していた26歳の看護師 Breonna Taylor

白人警察官のデレク・ショーヴァンが8分46秒間にもわたって、頸部を膝で抑え続け、

「お願い」「息ができない」「ママ」「殺さないでくれ」と懇願し続けて亡くなったGeorge Floyd

今でも、ヘイトクライムの犠牲になっている市民が沢山いる現実。

#blackouttuesday と、Instagramでも画面が真っ黒の投稿で、一体なに?と思った方が沢山いるかと思います。

これは、人種差別と暴動への抗議です。

でも、音楽やダンスで抗議を続けている方が沢山いる中、一部の方の略奪や放火や、

今回のコロナウイルスで失業してしまった人など、憂さ晴らしのように暴れている人を多く見ます。

運動が過激化すればするほど、せっかくの目的が変わってしまう。

そして、同じことが繰り返し繰り返されないように私達から、これからの子供達の未来、ヘイトからチェンジに変わることを心から願っています。

LET THIS END