金曜日23時26分。


私は暑さに弱い。

汗っかきなのだ。


今の体型だと太っているから汗をかく、というのもあるだろう。


エアコンの使い方も他の人が見たら電気代がもったいない!って言うだろうな…。


リビングはワンコがいるから、この季節は24時間つけっぱなし。25度設定。

寝室は寝る時だけ25度から25.5度の除湿運転、プラス扇風機。


ただし、リビングのエアコンはお風呂上がりには23度の強風運転にしたりする。


夫が私と付き合い始めた頃


「俺より暑がりな人!初めて見た!」


と言っていた。


太っているから暑がりなのか?と思うけど、学生時代スポーツをやっている時も汗だくだった。あの頃は太っていなかった。


82才になる実家の母は今だに汗っかきだ。遺伝なんだな…。


しかし…この暑さの中、母はエアコンを適切に使ってくれない…。


昨日は朝から電話して「エアコンつけてる?つけてね」とお願いした。


「だって部屋の中は風がびゅーびゅー吹いて涼しいのよ」という。


「室温何度になってる?」


「うちはいま30度」


「エアコン使って!」


「今日、掃除しようと思ってたのよ〜」


毎年、おんなじ事の繰り返しだ。


歳をとると暑さの感覚が鈍くなると言うので、実家と義実家に室温と湿度を測る温度計を買って渡したが、それでもこんな感じなんだ。


私のエアコンの使い方は確かに使いすぎと言われても仕方がないが、実家の両親の使わなすぎは熱中症の危険がある。


なんとかならないものか…。


最近はひと昔前の暑さとは比べものにならない。


しかし、年配の人たちは電気代がもったいない、暑くない、とエアコンを使わない。


もちろん、エアコンを使わなくていいならそれは環境にもいいし、エコなんだと思う。


しかし、死んでしまったら元も子もないじゃないか…。


そんな事を考えていても、世界中の温暖化のニュースを見てて、やっぱり1番悪いのは「人間」なんだな…と思う。


しかし、いま生き延びる手段があるとしたら、それを取り入れるしかないと思う。


考えれば複雑な気持ちになる。


エアコンも使えない国、それ以前に食料が足りなかったり戦争で身の安全も守れない国。


そういう世界的な目線で物事を見ると、いたたまれない気持ちになる。


しかし、リビングでソファーにゴロンと寝ている小さなワンコの命を守る事が私にできる事で、家族が熱中症にならないように声をかけたりする事が私の生活なんだ。


辛くなって死にたくなる時もある。

しかし、それでも命を守る行動をしている。


それでいい。