怖いと言われた話 | 國府田マリ子official blog 「天晴!日替わり定食」 Powered by Ameba

怖いと言われた話

私は普段

めちゃくちゃのんびりで


お仕事の時だけ

スイッチを入れる



そんな方は

他にもたくさん

いらっしゃると思うけど



以前演じた

ゲームのしおりちゃん位

結構おっとりしゃべる



考えをめぐらしながらしゃべる



でも、スイッチが入ってる時は


すごくロジカルになるので

喋っている相手が


ちょっと負担になる時があるみたい




昨日も、

めちゃくちゃ仕事モードで

いるときに



何故か何十回も

母から電話がかかってきて



私は電話中だったので

延々とキャッチホンが何回も何回も何回も何回も。



私の電話が終わった後


急いで実家に電話をした



すると

テンポよくしゃべる私だったので


母が、



マリちゃん怖い。



『怖い』


『怖い』



『なんかすごく怖い』



母にそう言われた。



何十回も電話をかけてきた理由は



どうしてかわからないけど

私が事故に巻き込まれたと思い込んでいたらしい。


なんでそう思ったかを聞いて

今後、そんな心配をさせないように


どうしてそう思ったの、、、?

もうそういう風に思わないように気をつけるね。(^人^)


私はそう優しく言ったはずなんだけど


母は納得いかず

思考回路を止めているようだった


高齢なので

いろいろ『むら』が出てきている



元気で幸せでいて欲しいと思うのに

なんだかよくわからないけど、苦しめてしまったようだった



スイッチ入れたまま電話したのが良くなかった



私はとても反省したとともに



立ち直れない位ショックだった




実の母親に怖いって。。。


どんな怖さよ、、、?



_| ̄|○。。。



でも、レインボーの時のテンポよりもゆっくりだったと思うなぁ。。



母には

おっとりのしおりちゃん位

ゆっくりほんわか話すのがいいみたい



でも、なんとなく

ショックだったな。。。



昨日の夜からめちゃくちゃ落ち込んでいる私です。



ヽ(;▽;)ノ。。




コロナで会えなくなった時

もうこのまま今生の別れかと思ってた


受け入れるまでに時間がかかった



でも、最後は

悲しい気持ちとともに受け入れたけど



世の中が突然コロナ禍から抜け出した



そして、私は

2024年を迎えるにあたり



思いがけなく

何年かぶりに、実家で

家族全員と顔を合わせることができた


父、母、姉、弟、私。




母の中にはどんな私がいるんだろう



その母の中にいる私から



私が飛び出した時


母は私が怖いと言う。




年明けたから

一昨年になったけど

親族のお葬式があったとき


少しだけ母に会えた時があった


でも、母は私のことが最初わからなくて


叔母たちが


お姉さん、

まりちゃんだよ!

ほら、まりちゃんだよ!


そんな風に言ってくれて

母は不思議そうな顔してた。



母にとっての

私は、まだ

20代30代で時間が止まっているみたい。



母よ、

あなたの娘も、

歳を重ねるのだよ。



私の顔をじっと見て

何度もじっと見て


何か違うまりちゃんじゃないみたい。何か違うまりちゃんじゃないみたい。

子供のような顔で、私にそういう



私は少し困ったような顔で笑いながら、そう?と、返す。








十数年前の写真。

母がカーテンとお布団カバーを洗うのが大変と言うので




宮代まで行って

2人で

たくさんのカーテンと

お布団カバーを抱えて


大型コインランドリーに来たときの写真







母の中の私
『かわいいまりちゃん』は

この頃で止まっているのかもしれない。





もっと近くに住んで
一緒に歳をとっていけばよかったな、、、。


ちょっと
ずっと泣いちゃった。



お母さん
あなたの娘は
1日1日、必死に生きて
1日1日丁寧に大切に生きて

ちゃんと歳を重ねています,

産んでくれて
育ててくれて

ありがとう。


あなたの望む私ではいられないけど、愛してるよ。


だから、
毎日笑顔いっぱいで
元気に幸せでいて下さい。


そばにいられなくてごめんね