”生まれたー！６子？＆明日は本気の譲渡会に参加します！”
大きなお腹で恐らく捨てられたであろうグレーの母猫さん
人にとても慣れています
正しくは１０月１日の真昼間
キンダガーデン園長が夕食のお買い物へお出かけ中に…
「御出産〜！」
帰宅後気がついた園長に一言
「何慌てているの？別に一人で大丈夫よ。ふふっ」
慣れたもので、６匹もの子猫達にミルクを飲ませています
全部グレー系でお母さんによく似ています
人に慣れたお母さん
仮名はフィオレ
フィオレは
お腹が大きいまま、ある方の家の周りでウロウロしていました
家の方が不妊去勢手術をしなくてはと思い、保健所へ連れて行ったそうです。
そこでは、すでに臨月なので手術はできないと言われたそうで、
困ったその方がねこけんに連れてきました。
ねこけんでも、あまりのお腹の大きさに、堕胎は無理とお伝えしました。
連れてきた方はご自身では保護が無理との事で、医療費などをご負担いただき、お腹の子猫さんごとねこけんへやってきました。
キンダガーデン園長が預かりを申し出てくれて無事にねこけん保護猫となりました。
人に慣れた臨月の母猫
恐らく捨て猫でしょう
体も綺麗で、ボロボロではありませんでした。
もし
あのまま、ご相談者さんが行動しないでいたら…
誰にも見つけてもらえず、そのまま外にいたら…
外で生きる事を強いられる猫が新たに６匹も増えていたでしょう
いや
もしかしたら人慣れした母猫さんが虐待犯罪者の餌食になったり
子猫が他の動物や心ない人間に襲われたら
人知れず全て命を落としていたかもしれません
保護できてよかった
最近、
コロナの影響という理由で
猫を捨てたり
置き去りにしたり
そうかと思えば
コロナバブルとか言われペットの販売数が伸びているとも聞きます。
命が簡単に売り買いされる時代の中で
命の尊さを声を大にして訴えても
動物愛護が叫ばれるようになったと言っても
買う者と買われる物という構図はなかなか書き換えられないのが現実です。
フィオレが無事に子猫を出産し
母子ともに安全で安心な生活の中にいるという
普通なら当たり前のような事が、
特別幸運な事である事が複雑な気持ちになりますが…
まだまだ外にはフィオレと同じような子が頑張って生きているんだろうな…
これからどんどん寒くなります。
外の子達にも優し手をお願いします
フィオレさん！
たくさん食べて子育てよろしくね！
