ありがとうねすず
昨夜は
辛そうだった
ずっと
辛いの、辛いの、って
訴えかけてた。
眠れないようで
目を閉じることが
出来ないようで
ずっと撫でていました。
明け方4時過ぎに
呼吸が停止したのですが
名前を呼んでなぜていたところ
かすかに息を吹き返してくれました
朝だよ、
よかったねがんばったね、すず。
そう言って撫でました、
病院が開くのを待ち
すずは
もう動かなかったので
毛布にくるんで
雨に濡れないように
そっとだっこして行きました
ごちゃがどうしても一緒に行くと聞かないので
にゃんがるーぱーかーに
ごちゃを入れて行きました。
心配でたまらない様子でした。
今朝9時半のすず
体重1.6kg
体温 34.9度
すずの平熱は38.5度です。
脱水で瞳がかなり奥に。
黄疸でにくきゅうも
なにもかも黄色くなっていました
水、流動食 飲み込めず
おしっこうんちなし
呼吸微か
心拍が弱っていました。
鼻水は緑膿菌に負けてしまって
緑色になりました。
目やにもさらさらな茶色から
少し粘り気があるような気がしました。
腹水がまた増えてぷるぷるしていました。
今日の治療は
インターフェロン
抗生剤
水分と栄養をいれる為の点滴
FIPVによる血管炎症を抑えるかも知れないお薬。
（お薬の名前が明細になくて、
特殊薬剤、って掲載されています）
病院をでて
駅前の信号で
雨を受けながら
明日も一緒にお空をみようね、
ってすずと約束しました。
少しでも
楽になるよう
すずを
酸素ケージにいれるため
急ぎ帰宅しました。
酸素ケージ内の酸素を計測する
酸素測定器が届いていました。
空気中酸素は
通常18〜22くらいで
いまうちのリビングの
酸素濃度は19.5パーセント
10分間、濃縮機動かして
ケージ内、21.3パーセント。
体温低下のすずには
酸素ケージの中を
28度に保ってあげてください、って。
酸素濃度は25〜30%に保ってくださいって。
先生がおっしゃっていました。
帰宅して
ソファにすずを
そっとおきました。
酸素ケージの中が
22度しかなかったので
パネルヒーターを入れました。
（燃焼に酸素を使わないもの）
機械の酸素供給目盛りを最大にしました。
暖まったのを確認して
すずを入れてあげようと
そふぁのすずに
すず、って話しかけた時
ゆっくりと
穏やかに逝ってしまいました。
しばらく信じられなくて
わたしの手がおかしくて
胸から振動を感じ取れないのか
猫アレルギーなのに
我慢できなくて
可愛くて愛しくて
いつもすりすりして
においを嗅いでいたお腹や胸に
耳を何度もあてて
心音を確かめようとしたけど
わかりませんでした。
ちいちゃな鼻から
呼吸を確かめようようとしましたが
出来ませんでした。
10時半頃だと思います。
５月４日生まれだったので
５カ月と少し。
ふぁとお嬢が帰って来てくれたような
そんな子でした
よく出来た子でした
しかるようなこともなく
そそうすることもなく
いつも
私のお膝にごちゃと
満員電車のごとく
折り重なってゴロゴロのどを鳴らしていました。
おにいちゃんが大好きで
追いかけ回してました。
とても
幸せな時間でした。
短かったけど
とても幸せな日々でした。
ありがとうすず。
がんばったね。
辛かったね。
痛かったね。
苦しかったね。
お薬、嫌だったね。
直腸温測る時
いつも少しだけ抗議してた。
苦手な注射も点滴も
血液検査もがんばったね。
たくさんたくさん
幸せをありがとう
もう
辛くないね。
すず。
ありがとうね。
愛してるよ。
ありがとうね。
あまり参考になること
書けなかったけど
誰かの愛する大切な
闘うにゃんこちゃんたちの
参考になりますように。
同じ病気にかかっても
生きてゆける
1%が 増えますように。
いつか
このFIPに
医学が進んで
愛し子たちの命を奪わないよう
治療法が、
特効薬が出来ますように。
みんな
たくさんの暖かい言葉と
たくさんの参考になる情報を
ありがとうございました。
ほんとうに、
ありがとうございました。
こんな報告になってしまい、
ほんとうに、ごめんなさい。
ごめんなさい。
ありがとうね、すず。
祈。