リーチはどうしてもお留守番が出来ず、で、私達も動けず・・・
泣き叫ぶのではペット可のマンションでも迷惑になるだろうと
夫婦で話し合った結果
リーチと私が福島の実家の敷地内に家を建て引っ越すことにしました
床はフローリングで全てバリアフリーにしました
ついでに実家も高齢の母のためにリビングを畳からフローリングにし、バリアフリーにリフォームをしました
母屋と私宅を繋いだ作りにしたのでまっすぐの距離が長く
後ろ足180度開脚でまっすぐのまま走りまわれるので
これが一番リーチの足には良かったのかもしれません
知らないうちに外に飛び降りて動き回って足が血だらけになったりしてました
皆さんが「障害犬とは思えない! 」と言ってました
只、おしっこはおむつをしても基本ズリズリ歩きなので、外れてしまい使えないため
時間時間で絞ってあげなくてはなりませんでした
夫のおしっこ絞りは慣れたもんで上手でした
しっかり絞り切らないとタラタラおもらししますし、膀胱にも良くないらしいです
ウンチはあちこちでやってしまうので見落とすと大変なことになってました
お腹は丈夫だったので助かりましたが・・・
足にはタコが出来てしまうので
毎月知り合いの獣医師のところへ行って薬やメンテナンスをしてもらいました
お散歩は補助車を叔父が作ってくれたのですが装着すると嫌で一歩も動かず・・・
結局はバギーに乗せての散歩をしてました
田舎なので「犬なのに・・・」って言われたこともありました
寝るのはなぜか2階に連れて行くとドア前でピーピーなくので
母の部屋で私と一緒に布団で寝てました
田舎なので少し鳴くぐらいは大目に見てもらえましたが
「いつもうるさくてごめんなさい」ではありました
声がとおるのです お尻を浮かせて吠えてました
リーチは自分が足が悪いなんて思ってもいなかったかもしれません
只、あの時の辛さは残っていたかもしれません
でも本当に福島へ行って自由に過ごせたのはリーチにとっては良かったのだと考えるようにしてます
本当に元気に過ごせてました
私が留守をする時には
義姉がおしっこ絞りをしてくれ、寝るのは母と一緒と周りに助けてもらいました
福島での私とリーチの12年の生活はみんなに支えられてました
次は最期の1年についてお話させて頂きます