日本語にみる「生きる」と「死ぬ」 | CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

複合性局所疼痛症候群(CRPS)と暮らしています
四肢の強烈な痛みと運動機能障害(廃用症候群)に苦しめられる日々ですが、猫とのんびり幸せに暮らしています
闘病のかたわら慶應義塾大学通信課程を卒業し、現在は日本語教員として奮闘中!
台湾が死ぬほど大好き♡

「生」という字、

もちろんみなさんご存知だと思います


では、

この字の読み方は何通りあるか

ご存知でしょうか


実は158通りもあるんです



生きる、生まれる、人生、一生、生卵、

生粋、生業、生い立ち…


158全てを言える人は

ほとんどいないと思いますが、

それでも何十もの読み方を覚えて

サラッと使いこなす日本人、

すごいと思いませんか?


漢字は

中国から伝えられたと言われていますが、

その中国では1つの字に1つの読み方しか

ありません


日本語って

とても複雑ですよね…



なので日本語学校でも

この読み方の多さにイライラする生徒は

少なくないですが、

そのとき私はこう話します


「それだけ日本語は

豊かで繊細で奥深い言語だということ


日本語は言葉の芸術、

みなさんは芸術家なんだよ」


もちろんこれに感銘を受ける人もいれば

ケッ知るかよムカムカって人もいますが…



ちなみに「死」の読み方はたった1つだけ


人の人生にはありとあらゆるものがあり、

それはどれも素晴らしい


でも、

どんな人生を送っても死んだらその先は一つ

「無」になるだけ


お金持ちも貧乏も、賢人も愚人も、

死んだらみんな同じなのです


誰がこの読み方を作ったのか知らないけれど、

上手くできているなぁと思いました