優先席は譲らない⁈② | CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

CRPSと生きる!ど根性マリちゃんの七転び八起き日記 〜幸せになるのは難しくない!〜

複合性局所疼痛症候群(CRPS)と暮らしています
四肢の強烈な痛みと運動機能障害(廃用症候群)に苦しめられる日々ですが、猫とのんびり幸せに暮らしています
闘病のかたわら慶應義塾大学通信課程を卒業し、現在は日本語教員として奮闘中!
台湾が死ぬほど大好き♡

前前回からの続きです



今日は優先席にまつわる

心温まるお話をご紹介しますよ照れ



新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前



ある日の帰宅電車でのこと…


ギュウギュウ詰めの車内でした


優先席を狙って乗り込みましたが

当然空いておらず、

優先席の前に立って

手すりを曲がらない手で必死に持って、

(親指とそれ以外の指で挟むようにして)

なんとか支えている状態で

耐えていましたあせる


目の前の優先席には

おじさんサラリーマンが

スマホでゲームをしていましたスマホ


オジサンは、

私がオジサンの膝にオットットして

何度もぶつかってくるので

私が危なっかしい杖っ子であることは

気づいていたと思います


すると、

おもむろにスマホを閉じて

寝たふりを始めたのです…ゲッソリ

(はい、これあるあるです…汗)


自然な感じで眠りに入る雰囲気を装ってる感が

笑えるくらいだったけど、

その時の私は冷や汗をかきながら

とにかく転ばないように必死に

踏ん張っていました



でも、そろそろ転ぶのも

時間の問題だと思ってたその時…


私のすぐ隣に立っていた若い男性が

その狸寝入りオジサンに

「すみません」

と声をかけましたびっくり



オジサン、すぐに薄目を開けて

その男性をチラ見しました


でも、すぐに目を閉じました大あくび


すると男性、

今度はオジサンの肩をトントンし

「すみません!」

と少し大きめの声で言いました


オジサン、

観念したのかはっきり目を開けて

男性を見ました


そして彼は

「席を譲ってあげてください」

と言って私の存在をアピールしたのです!あんぐり



えー!!

本当にー?!(私の心の声)ポーンポーンポーン


オジサンはわざとらしいため息をついて

無言で立ち上がりましたDASH!


そして若い男性は

何事もなかったかのように

再びスマホに目を落としました



人生経験が多いはずのオジサンが

こんなにも不出来


一方で

私よりも若いであろうこの男性は

こんなにも他人を思いやれる


自分が譲るよりも

他人に譲らせる方がはるかに勇気がいるだけに

私は心の底から感動しましたえーん



男性の勇気と優しさがとにかく嬉しくて、

日本にこんな人がいたことに感動して

しばらく涙目になっていました赤ちゃんぴえん


私のCRPS人生12年の間で

たった一人のヒーローですキラキラ




優先席は

疲れてる人優先という意味ではないぞ真顔


反省しろオッサン!笑物申す

(若者に注意されて…恥を知れ笑指差し)