ブログネタ:家から1箇所だけ瞬間移動できる能力があるとしたら、設定場所はどこにする?
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もちろん、病院だよー
もっと細かく指定できるなら
麻酔科の受付窓口前でよろしく
だって今あたしが一番頻繁に出かける場所だもんね
家から病院はとっても遠いんです
移動時間と診察とリハビリ、合わせて丸一日かかるので、
あたしにとっては一大イベント
だからいつも
「病院のお庭にテント張って生活したいな~」って
思ってます
トイレ掃除くらいするから
なんとか住まわせてくれないかしら
でもね、
そんな遠い病院に行くのは実はとってもいいことなんです
無理にでも歩いて、身体を動かす機会があるから、
あたしは今の状態をキープできてるんだと思うからです
もし病院が近場だったり、
送り迎えしてくれる人がいたら、
身体を動かす機会が今よりもっと少なくなるわけだから、
もっと悪い状態になってたかもしれないもん
少し前に気づいたんです
痛くて歩けない、手が使えないってのは言い訳なんだって
だってどんなに痛くても
脚はあるんだし、神経もちゃんと通ってるんだから、
歩けないわけないでしょう
ただ甘えてるだけなんだよね、病気に
我慢なんて、しようと思えばいくらでもできるはず・・・
あたしは先生に厳しく育てられてて(?)、
病院内のほんの少しの距離でも
どんなに痛くてその場に崩れて動けなくなろうとも
絶対に車椅子に乗せてはくれません
これは看護師さんや他の患者さんにまで勧告して、
徹底的に、です
たまに診察室までたどり着けずに
転んで床に這いつくばってすすり泣いていると、
「じゃあそこ(床)でしばらく休んで、歩けるようになったら来て」
と言い放ちます
普段ずっとしんどい思いしてるんだから、
病院来たときくらい優しくしてくれたっていいじゃんねぇ
鬼でしょ
絶対鬼だよね
でもきっと先生は、
“まだ若いから、甘えることを覚えちゃダメ。
どんな時でも自分のことは自分でできるようにならなきゃ
その身体では生きていけないんだよ・・・”
っていうことを教えたかったんだろうな、と
今となっては理解できます
子どもをわざと崖から突き落とす母ライオン
みたいな感じなのかな
怠けたら怠けた分だけずり落ちる
頑張れば、例え這い上がることまではできなくても
その場に食い留まっていられるもんね
ずっとずっと前に、
PTさんや先生から
「今後5-10年では(運動機能が)戻ることはない」
「慢性疼痛は一生つき合っていくもの」
って言われて落ち込んで、
ヤケになってリハも放棄してた時期があったけれど、
そうしてる間にあたしはどんどんずり落ちていってたんだね
もちろん、そういう時期があったから
今これほど前向きでいられるようになったのだから、
必要な時間だったんだなと思ているけどね
なので
あたしはやっぱり瞬間移動能力はいらないや
病院行くのもリハビリのひとつ
汗と涙でぐちゃぐちゃになりながらでも、這ってでも、
あたしはこれからも一人で先生のところに行く
そしたらいつか、
奇跡が起きるかもしれない