こんばんは。
アラフィフになると月のものが終わると期待していた私を見事に裏切るように、いまだに毎月毎月きっちりやってくるお月様にうんざりです
わたし子宮筋腫があるのですが、
「筋腫がある人は60近くまで生理が続く人が多いんだよ~」
と先日行った婦人科の先生に言われまして衝撃
定期的に筋腫の診察にいくのも面倒だし
お月様も面倒だし
でもこの歳になると自分の体のメンテほど大事なものはない!
子供に迷惑かけないためにもいまからしっかり健康な体を作らねば!頑張ります
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罪状と別れの決断
3時間意識を失っていただろうか。
いつものお弁当の時間に目が覚めた。
高校三年生の長女のお弁当を作らなきゃ。
料理は得意だ。お弁当も得意。ご飯さえ炊けていれば20分で作れる。
こんな状況でもいつも通り料理ができる自分の強さに我ながら感心した。
でも。
笑う気力なんてどこにもなかった。
子供たちと目を合わせることさえ辛かった。
でも、いまここでばれてはいけない。
いまは、「ただちょっと疲れた母」を装わなければ。
決してこの異常事態を悟られてはいけない。
寝不足と強いストレスで動かない脳みそを気力で必死に動かし、子供たちの起きるのを待った。
二人ともがそろった時間に、口火を切った。
「実はさ。お父さんが昨日会社で倒れちゃって。そのまま入院したんだ。今から病院行ってくるね。しばらく入院になると思う。」
二人は一瞬驚いた表情だったが、私の態度からそれほど重大な病気でないことを悟ったのか
「意識はあるんだよね?」
「うん。それは大丈夫。ちょっと疲れがたまってたのと、歳だし。。。」
「わかった。」
なんとかばれずに学校へ送り出せた。さて一安心。
と思った束の間。
スマホが鳴った。
警察だ。
私「もしもし。」
警「あ、〇〇さんですか?昨晩はどうも。今回の事件を担当します▽▽と申します、よろしくお願いいたします。」
私「はい。」
警「では早速ですが、罪状についてなんですが。迷惑防止条例違反です。」
言葉を失った。殺人ではなかった。強姦ではなかった。傷害でもなかった。
でも、娘を持つ親として、絶対に聴きたくないと思う罪状だった。。。。。。。
やられた、、、、、、、
くそ。
こんなことしてくれるぐらいなら本当に死ねばよかったのに!!!!!
一気に憎しみがこみあげてくる。
警「コンビニで女の子のスカートの中身を、小型カメラで盗撮してまして。女性からの通報で現場に向かいまして現行犯逮捕しました。本人も認めており、証拠も見つかりました。今後の予定としましては、捜査を続けて証拠を固め、余罪などがないかも調べます。」
小型カメラをわざわざ手に入れるぐらいだから、きっとうんざりするぐらい余罪はあるだろう、、、、、、
一番堪えたのが、新聞掲載だった。
警「明日の地元の朝刊に名前とともにこの事件の内容が載ります。」
私「それは、止められないんですか?」
警「そうですね、無理です。」
私「夕方のテレビのニュースで報道されますか?」
警「う~ん、それはどうでしょうねえ、テレビ局によるんですよね。小さい事件だから可能性は少ないけれど、全くないことはないですね。」
報道の自由というやつか。。。。。
終わった。田舎のジジババの多い地域だ。大きな記事ではないにしろ、見る人は見る。明日の朝新聞で知る人も多くはないが確実にいるだろう。一週間もすればある程度うわさは広まる。
子供たち、学校へ行けなくなる?
どうすればいい?
疲れていた脳がフル回転で動き出す。
そのあと、今後どのくらいで保釈されるか、それまでは面会や差し入れはできること、弁護士はすでに決まっていてその方がまず今日面会にきて、家族は明日以降で面会可能なことなどをざっと説明してくれた。
そんな話をもろもろ聞きながら、私の心の半分がすう~っと冷たくなっていくのがわかった。
長女の高校は県庁所在地で大きい市だ。県外含め広い範囲から通ってくるから、地元の子を数人のぞけばまずばれないだろう。
問題は次男の中学だ。
一度知れたら、終わりだ。。。。。
私の気持ちは一気に固まった。
だったら、いま一番大事なこと。それを言わなきゃ。
息を大きく吸って、警察へはっきり伝えた。
私「あの、わたし、離婚もしてますし。身元引受人にはなりません。隣町に彼の実の姉がいますので、その人に今後の連絡はお願いできますか?もう私は関わりたくないので。」
警「。。。わかりました、ではそのお姉さんからいまおかけしてるこの番号に連絡いただけますか?今後の対応をその方とお話します。あと、同居はしてらっしゃるし、家宅捜索などもあるので、その辺のご協力はお願いできますよね?」
私「それは、はい。しょうがないので。」
警「わかりました。では、またその際にご連絡します。」
捜査の状況も、罪状も、罰金も、余罪も、もうそんなのすべてどうでもよかった。
罪状は罪状。
盗撮は盗撮。それでもう十分。
二度と顔も見たくない。
もちろん子供たちにも会わせない。
もし無理やり会いに来たら包丁向けて立ち向かってやる。
決めた。
引っ越しだ。
この家を出るんだ。
できるだけすぐに。
長女と次男と三人で平穏に暮らせるところへ。
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