7階に戻ると、朝は晴れていたのが
外は雨。
ランチやドリンクがたっぷり用意されていたけど、
ハムやチキンが入っていて、私はパス。
持っていったランチを食べました。
サンドイッチ、豪華でおいしそうだったけどね。
元テレビタレント(+ジャズダンサーで、振り付け師)の
彼女は、ヴィーガンだそうで、「何も食べられない~」
「あぁ、失敗した、何も食べるもの持ってこなかった~」
「娘のものをいつも用意するのに、自分のことは忘れてる~」
と嘆いているので、私のリンゴとかナッツ類をおすそ分け。
でも、そういうところから話が弾んで、とっても楽しかった。
さて、その後は、「会議室のシーンを撮ります」とのこと。
一人がプレゼンター役になり、4人が座って聞く役。
これも入れ替え制だったのだけれど、
私は結局ずっと出ずっぱり。
プレゼンター役の人は何かを話すことになっていて、
シャイな人だったら困るだろうな、というシチュエーション。
私も、基本、とってもシャイなので、どうしよう、、、、、、、、
と思うところですが、実は、先日、一皮剥けちゃった私。
(うふふ、秘密の出来事がございましてね。うふ。)
5人目のプレゼンターとして、企業理念を映している
プロジェクターの前に立ちました。
なんだかね、すらすらと英語でジョークが出てくる出てくる、
私の口から。
自分で信じられない。
モデルさんたちにも、後ろで見守っているスタイリスト、
ディレクター、アシスタント、会社の人にも受けまして。
ニュージーランドで、英語で笑いを取れる日が来るなんて、
かつて、キウイイングリッシュに悩んではげた私には
信じられないことでございましたよ。。。感涙。
私の番が終わったら、まだ2人、
プレゼンター役をしていない人がいたけど
カメラマン→「よし、最高だ!これでOK」つうことで、
また控えの間に戻りました。
で、その時点で、ようやく気づいたんだけど、
立派なオート・コーヒー・メーカーがあるではないですか!
「Mojoの豆だから、おいしいよ」と会社の人が言います。
(Mojoっていうのは、かなり人気のカフェです。)
で、ダブルエスプレッソのボタンを押しまして、
早速に頂きました。 美味美味。
この会社の人はこうして、毎日無料でMojoのコーヒーの
淹れたてを飲んでいるのね。豪華だわ。
などと、貧乏人たらしく考えていました。
これで終わりかぁ、と思ったら、どうしてどうして。
そうは問屋が卸さない。
「じゃぁ、次はパソコンの前に一人座って、
別のパソコンのところに一人が立って作業。
そして後ろのほうで、5人が会議しているというシーン、
行きます!」
うぐ。まだ続くのね。
ずっとずっと笑い顔なので、頬の筋肉が疲れてきましたよ。。。
7人が時計回りで順繰りにそれぞれの役をやり終わったところで
ついに、ディレクターから「よ~し!これですべて終わりです!」
5時間半に渡る撮影終了です
今回、まさかの展開で、人生初のモデル経験でしたが、
集まったほかの11人みんな、それぞれ個性たっぷり、
髪や肌の色もいろいろ、
たくさんおしゃべりする時間があったので、
予想以上に、ほんとに楽しい時間でした
こんなことが60過ぎてから起きるなんて
人生は面白すぎです
今日撮った写真は、著作権が(一定期間)会社にあるため、
シェアできませんが、終了後にプライベートで編み込み部分を
撮ったものを載せておきます。
現場にいる間は、みんなノリノリだったから、
なんか楽しくて盛り上がったんだけれど、
一人で部屋にいると、「あんなんでよかったんだろうか」
という思いも湧いてきたりしますが、
やっぱり、考えすぎずにやってみてよかったと思います。
なんでもやってみるもんだ。うん。
「お疲れさまでした~!」という
日本での業界あいさつ(バレエの時もそう)ができないのは
若干の寂しさを呼び起こしましたけどね。笑