すごく久しぶりの投稿です。仕事は有難いくらいに成果を達成した2024年の春。これ以上の成果はないであろう。感謝。

 

私は2023年のある親友の強いススメで、保護犬を飼おうと思いました。

 

本当は以前のブリーダーさんから、赤ちゃんのヨーキーを高額で買おうと考えていたのですが

 

助けになるならという想いから、考えを変えた。初めは静岡まで高速を飛ばしてあるヨーキーの里親に

なろうと会いに行ったのですが、話は違っていて既に里親は決まっていて、オスのマルチーズを勧められ

かみ犬ではあるものの、健康的に問題なく、身体的にも問題はなく、繁殖犬のオスの五歳でとても可愛い子でした。

 

ところが、湘南でメスのヨーキーが保護犬でラキちゃんという犬の方が

最適だと言われ、すぐに連絡をとり譲渡会に会いに行った。

正直いうと、譲渡会で保護犬の本質を見抜くのはとてもとても難しいと今は感じています。

 

諸々厳しい環境で育ち気を使い、本来の感情を出さずにただ不安でいっぱいなんだから。

 

静岡の代表さんにお詫びを入れ、ラキちゃんをトライアルし、正式譲渡となった。

 

初めの2週間は家族が不在で私と二人きりだった。最初は喜んでいるものの、それはそれは

大変だった。いきなりラキは知らない所へ来たのだから当たり前だった。

 

それでも何とか信頼を得て、家族が帰ってきて賑やかな年末と正月を迎えた。

 

3〜4ヶ月くらいして、本来のさまざまな感情を出してくれるようになり、

それはとても強烈な自我だったり、嘆きだったり、不安だったり。

ラキは10回もお産した六歳 女性で言えば43歳。なのに信じられないくらいアスリートのような運動神経と体力がある子。
1日7000歩は喜んで歩く。今まで43歳までゲージの中に閉じ込められていたので散歩を知らなかった。

散歩がこんなに長くできる小型犬はなかなかいないように思った。全然息が切れないし、
長いゲージ生活で片足はパテらで脱臼していても、全然歩く。ただし、階段は上がるのも下がるのも無理な身体。

そうなんだ。前歯も全部抜かれてないので奥歯で食事はするけど、ボール遊びもできないので
唯一の楽しみは散歩と歯がなくてもわにゲームのような私との遊び。
 

それが何よりの楽しみ。ということで私とラキは毎日小雨でも散歩を楽しんだ。脳の活性化のために
様々な場所へ東へ西へ南へ北へ。
 

毎回数人が声をかけてくださる。可愛いねとか、抱っこさせてくださいとか。

 

今まで人間と寝たことがないラキは初日から私とずっとベッドで寝ている。正直夜中に3回は起こされるので
大変だけど、沢山散歩した日は爆睡。その姿は見たこともない可愛さの存在感。
 

雌犬はこんなにいい匂いがするのかと驚く。みんならきにあうとなぜか抱きしめ匂いを嗅ぐ。

 

とってもいい匂いで、これはフェロモンなのかいかんせんわからないが、

 

長身で足は長く、キツネ顔で俊敏、聡明、勘が良すぎてある意味大変。

 

子育ての方が100倍楽だったような 素直に受け取らないツンデレの不良少女を育てているよう。
一筋縄では行かない。時間がかかる。

 

そんなおり、悩んでカウンセリングを受けた。

 

思い出した。そう、不安なんだ、だから どれだけ安心を与えてあげられるか。

 

学校で学んだことを思い出した。『無条件の愛情』 できることを1つずつしていこう。

 

長々とお読みくださりありがとうございました。