ひとつの考えがまとまった。早く読みたいと思って、待ってくれている方のことを思えば心苦しい。とにかく早く出せればいいのではないか？と焦ることもある。でも、ほんとうに一生懸命に書いたものだから、大切に、妥協なくやりたい。しかし、わたしは物を書き始めたばかりの人間。すべて自分の思い通りになるというわけもない。モノづくりは1人ではなし得ないもの。そのわたしが、何を優先させるのが1番よいのか、焦りと、良いものを届けたいという思いの狭間に悩む数年だった。これから「不死身の花」を世に出すにあたり、わたしがする妥協が、どういう妥協になるのかまだ分からないが、もうちょっと色んな人の意見を聞いて、よく考えようと思う。慎重に。焦ったらいいことない。と腐りそうなこんな日にはそう考えることにしている。