姉の病を 治そうと
家族 親族で
回を重ねて
話し合い………を
繰り返し
母上様は 一世風靡された 迄に
工芸作家
創作人形で 素晴らしい地位
名誉を 築き上げ
次期人間国宝指定
亡き 父上様と 並び
謳われて
沢山の
人々から 尊敬
憧れを抱かれ
スーパーウーマン
で あったが
奇しくも
まさか
の
の 濁流 に 巻き込まれ
全国的に ❢❢
素晴らしい 作品を
デパートへ 納める 事か
無理になり
母上様は
大切な 仕事より
姉を 治す事を
生涯掛けて 選んだ………………
何と 無念 哀しい
現実だろうか。
私は…… マンションを
母上様に 借りて貰い
私の 心身を守る為
勉強に 専心出来る様に
して 呉れたのである………
母上様は
少し
会わぬ 内に
どんどん 痩せていった。
私も 学校が
終わると
極力
姉の外泊時には
実家に 足を
運んだ
沢山の 精神科の
本を買い 読破した
姉への対応を
身に付けた
やはり 姉、本人が
自身の病を 自覚しないと
回復❣への 道は 険しく
母上様 私
叔父 叔母から
必死に 姉を
説得したけれど
説得する 人々を
姉は 嫌い
悪口を 言う様になっていく。
ある日
あまりにも
疲労した
母上様が 私のマンションに
真夜中
家から出て来て
寝かせてね ……… と。
私は…母上様を
抱きしめながら
大変ね
大丈夫？？？
身体を 摩すりながら
本当に 母上様は 痩せ細り
限界
を
感じていた……………
叔父達が
母上様が あまりにも
急激に痩せてしまい
ガンでは？ないか
と
と 心配して 私のマンションに
度々 電話を してきていた。
私は…… 私の
ベッドで 眠る
母上様の 寝息
布団は上下する❣
寝姿を 見て
これは 危ない❢❢❢
救急車を 直ぐに 呼んだ
