こんにちは。
仕事のストレスからうつ病発症し退職、現在自宅療養中のパリコです。
お読みいただきありがとうございます。
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昨日は、精神疾患を発表された眞子さまについて思うことを書きました。
私は自分がうつ病で精神障害者のせいか、精神疾患を公表する人に対していろいろ考えてしまいます。
自分の辛い状況と照らし合わせてこの人も辛いんだろうなと同情することもありますし、今ここでそれ言う?って思うこともあります。
たぶん私が恐れているのは、ただでさえ偏見を持たれやすい精神疾患に対し、更にマイナスイメージが広がることなんだろうと思います。
うつになるまで私は精神疾患にも福祉サービスにも無知でしたが、自分が当事者になって初めて世間の精神疾患に対する偏見が強いことを知りました。
幸いにも私自身がうつになってからひどい言葉を言われたことはありませんが、ネット記事を見たり世間の反応を見たり、また直接言われなくても肌で感じる空気感などから「精神病患者はメンタルが弱い怠け者」「いざというときに病気を言い訳にするずるい人」と言う印象が強いように感じます。
これ本当に辛いですよね。
自分の病気も十分に辛いのに、そんな病気になるやつが悪いと言う風潮があると、そりゃ生きてるのも嫌になるわ…と思います。
何かで読みましたが、人の脳は楽をしたい臓器なんだそうです。
例えば100人人がいたとして、その人たちを一人づつ一から理解するとなるととても億劫なので、ある程度カテゴライズして決めつけたがるんだそうです。
男はこう女はこう、老人はこう若者はこう、血液型○型はこうなど、ついついやりがちですよね。
そしてそれは精神病患者を見る時にも当てはまります。
一人一人病状は違うとなると理解するのが面倒なので「精神病患者はメンタルが弱くわがままで、都合のいいときに病気を言い訳に逃げる」と決めつけると思考停止できて楽なんですよね。
これは脳の仕組みなので仕方ないとは思いますが、やはり人はそれぞれ個性も事情も違うんだから、私はなるべく固定観念や思い込みや決めつけをしないように心掛けたいと思います。
意識することが大事ですよね。