宝塚側の調査報告書を読みました。
今NHK4Kで再放送があっている某大河ドラマで「一方聞いて沙汰するな」という主人公の母君の台詞を思い出したからです。
読み終わった感想は、、
『うーん‥しっくりこない』
でした。
ジャニーズ事務所の第三者委員会の報告会見は国連からの調査も入ったからかしっかりと調べ上げ、法曹界の方がかなり中立で事実(だと思う)だけを言い、それを聞いた人が納得がいく結果だったと思います。
確かにあの口下手三人組の保身ニヤニヤ逆ギレ会見よりは分かりやすいのですが、気持ち悪くなって胃ががもたれるような、そんな感じを受けました。
(語彙力なくてすみません)
結局は公平な第三者委員会ではなかった事も判明して、余計に世論の反発を招いてしまう最悪の結果になりましたが。
宝塚側の発表を信じるかどうかは個人の価値観もあるのでなんとも言えません。
このまま宙組が東京公演を再開しても観劇するお客様はいる訳で、今すぐ宝塚側にダメージがあるという事にはならないでしょう。
来年の110周年記念には今年の悲しい出来事は忘れて、離れなかったファンたちも含めて劇団全体が盛り上がっているかもしれません。
ただご遺族側の弁護士が仰った「この劇団は同じ事をまた繰り返す」というのが、私の中で一番腑に落ちた言葉でした。
だって上層部も上級生も反省なんてしていない。
いくら調査報告書に綺麗事を書いても、せっかく上手くいっていた事をあの子に邪魔された、としか思ってないような気がしたからです。
また裏切られた気持ちになる、今より最悪の底辺のような出来事は必ず起きるだろうと思います。
それが何ヶ月後なのか何年後なのかは分かりません。
その時に世間は今回の事を思い出して、またやったのかと呆れて見切りをつけるでしょうか。
今後劇団が辿る末路は見届けたいですね。