うちの娘は中学生ですが昨年の春から学校に行かなくなり、学習支援をしてくれる施設に通っていた時期がありました。

 

娘に休養が必要になったため今は休んでいます。

 

その施設には女性の指導員A先生がいました。

 

A先生は長年不登校の小中学生と関わってきた方で 私も娘のことで相談にのっていただいていました。

 

先生から教えていただいたことで印象に残ったお話があります。

 

「お母さん 子どもは無理に勉強させると長続きしないんです。休養をとって、エネルギーが充電されてきたら暇だなあと思うよ

うになって、そしたら何か勉強してみようかな~となっていきます。学校に行かないことを責めないでください。学校に行けないことと勉強ができなくなったことで自信をなくしている子どもが多いです。子どもは自分がしていることを解っているし、親の期待やがっかりした気持ちも敏感に察知しています。もし、スマホばっかり見ているのなら、例えば一緒にお料理をするのもいいですよ。その時は、一緒に○○作らない?とか、ちょっと手伝ってくれないかなぁ?とか、軽く誘ってみる感じで、もし返事がNOでも、じゃあまた今度ね!って軽く言ってみて下さい。お母さんががっかりしたり怒ったりすると子どもに伝わるものです。良い返事が返って来なくても一喜一憂しないで、さりげなくしていて下さい。構われるのがウザいと言っていても親が気にかけてあげると子どもは嬉しいし、愛情は伝わるものです。そうやってさりげなくコミュニケーションをとってみて下さい。…

勉強はやる気になった時でいいんです。いくらでも取り戻せますから。来れそうな時にまた来てください。待っていますね。」

 

有り難いアドバイスをいただいたにも関わらず、その時は何とか勉強が遅れないように対策を立てねばと焦っていて頭が混乱していたので、先生の言葉があまり響きませんでした。

 

少しずつ落ち着きを取り戻して、娘をゆっくり見守っていく覚悟ができた時にこの言葉を思い出して、それからはコミュニケーションの参考にさせていただいています。

 

娘はまだ勉強する気にはならないようですが、時々私と一緒に料理や掃除などをしています。

 

娘の返事がNOでも一喜一憂しないで、できるだけ一緒に何かをする時間を作るようにして、気長に見守っていこうと思っています。

 





今年も桜が咲き始めましたハート

 


 

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