早い！あっという間に新生児期が終わってしまう‼️
退院直後はカラダがしんどいし、息子の抱っこもあんまりできなかったけど、
今は痛みもほとんどなくなり実家からのNICU通いもなんとか慣れてきました。
退院してストレスが多少減ったのか、看護師さんに『退院してからずいぶん表情が良くなりましたね』なんて言われました
確かに、娘への気持ちの変化もずいぶんありました。
赤ちゃんが小さいと指摘され始めたころ、わたしは【胎児発育不全】というのがどの程度のことなのかわかっていませんでした。
よくも悪くも知識がなかった。
すぐに大学病院を受診でき、そこで胎児に異常は見られない＝胎児側が原因ではないとわかりました。
母体の異常も見られない。
個性なのかな？
そう結論付けられそれからも特に気にすることはなく。。。
３５週以降は成長が止まった？と気にしつつ、大丈夫だろうと思ってて、
出産が決まるその時まで、わたしは何も心配していませんでした。
推定体重は１９００gあるかないか。
そして生まれた娘は１７５５gという小ささ。
それを知ったとき、それまでのんきにかまえてた気持ちが急に焦りに変わりました。
予想以上の小ささ。
NICUのある病院で生めて良かったとほっとしました。
と同時にこの子は大丈夫なんだろうかと不安が襲ってきました。
出産直後。
テンちゃんに見せられたのは【カウンセリングのお知らせ】
早産児や低体重出生児のお母さん向けのお知らせでした。
『ん？わたし、そんなに落ち込んでないけど？？(´・ω・`)』
不思議な気持ちで受け取りました。
翌日赤ちゃんに会うためNICUへ。
そこにいたのは保育器の中で、裸ん坊で、モニター背中に付いてて、鼻に管も入ってて、小さい小さい弱々しい娘。
抱っこもできない、保育器に空いた穴から触れるだけ。
その時わたしは『あれ？ミルク、飲めるくらいに育つんじゃなかったっけ？こんなに弱々しいの？この子はどうなるの？』
そんな気持ちが大きくて、かわいいとか、生まれてきてくれてありがとうとか、そんな気持ちはありませんでした。
ただただ、『この子との生活はどうなるんだろう？大丈夫なのかな？』という不安。
そして、『こんなに弱々しい体で生んでごめん』という気持ち。
わたしにもっと知識があったら。。。
大学病院を受診したときに転院を決断していれば。。。
もしかしたら、娘はもう少し大きく、元気に生まれたかもしれない。
NICUの看護師さんたちはみんな『大丈夫』っていうけれど、これのどこが大丈夫なの？
３７週までお腹にいたのにミルクを飲むこともできない、保育器からも出られない。
この子に、何が起きてるの？
会いに行くのが怖い。。。
そんな気持ちが襲ってきました。
その後、病室に戻ってもしばらく落ち込んでしまい、看護師さんが時間を作ってくれゆっくり話を聞いてくれました。
その場であんなに小さい赤ちゃんを育てられるのか不安で赤ちゃんに会うのが怖いこと、つらいと感じることを吐き出しました。
看護師さんは
『まずはお母さんがしっかり休んで体力を戻すことが最優先。会うの辛かったら行かないでいい』
と言ってくれ、気持ちが落ち着くまでNICUに行くか？と聞かれることはなく、
それだけでずいぶん気持ちが軽くなりました。
そしてどこでも言われる『お母さんのせいじゃない。今回はたまたまそうなってしまっただけ』という言葉はなんの慰めにもなりませんでした。
わたしはただ、娘がちゃんと育つのかが心配でした。
生理的な現象だとわかっていても体重が減っていくのが辛かった。
それもわたしの入院中にもとの体重近くに戻ってきたため、もう大丈夫だと思えました。
娘は日に日に元気になっていき、保育器から出て、ミルクをしっかり飲めるようになり鼻の管が抜け、寝てばかりだったのが少しずつ起きてる時間も出てきて、
そういうひとつひとつの成長に安心が増していきました。
今はただ可愛い、早く退院して欲しいと思います。
NICUまで会いに行くのは結構大変だけど、せめて数時間でも毎日会いに行こうと思えます。
出産直後がウソのよう。
退院の話が出始めたことも大きい。
もう２０００越えて、目標の２３００までもう少し。
もうすぐ帰ってくる！
楽しみです。
息子と娘はまだ会えてないし、どんな反応するかも楽しみです‼️
そろそろ娘を迎える準備もしていきます。