今日は南イタリアの定番料理、

melanzane indorate e fritte(メランザーネ・インドラーテ・エ・フリッテ) を紹介します。


直訳すると「黄金色にして揚げたナス」。

卵をまとわせて揚げる、とてもシンプルだけどやみつきになる一品です。


ナポリでは前菜や付け合わせ、サンドイッチの具にも使われます。

冷めても美味しいのが魅力です。


材料(2〜3人分)

・ナス 2本

・卵 2個

・小麦粉 適量

・塩 少々

・こしょう(お好みで)

・揚げ油(ひまわり油など)


作り方

① ナスを5mm〜1cmほどの輪切りにする。

② 軽く塩をふり、少し置いて水分を出す。キッチンペーパーで拭き取る。

③ ナスに小麦粉を薄くまぶす。

④ 溶き卵にくぐらせる。

⑤ 170〜180℃の油で両面がきつね色になるまで揚げる。

⑥ 油を切り、軽く塩をふって完成。


ポイント

・小麦粉は薄くまぶすこと。

・揚げすぎないこと(中はとろっと、外はカリッと)。

・揚げたてが最高!

ナポリではこれをパンにはさんだり、トマトソースとモッツァレラをのせてオーブンで焼いたりもします。


ナポリでは、ナスはとても身近な食材です。

太陽をたっぷり浴びて育った野菜を、シンプルに、でもしっかり味わう。


melanzane indorate e fritte は特別な料理ではありません。

だからこそ、ナポリらしい一皿です。


家族が集まる日曜日の食卓。

海の近くの家のキッチン。

揚げ油の香りと、にぎやかな会話。

派手さはなくても「分かち合う」ことを大切にするナポリの文化が、この素朴な料理の中に詰まっています。シンプルだけど、温かい。

それがナポリの味です。