予約していて、やっと手元にきました。
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正直、ひっさびさに出くわした駄作!爆
私なりに。
なんでこれが世の中から支持されているのかわからない。
セカチューを真似した様で、でも全然及ばず…みたいなところかな。
私が駄作と思ったところ。
①主人公の僕と彼女の会話が読みづらい。
流れるような会話でなく、ただただ読みづらかった。
でもこれはジェレネーションギャップかもしれない。
とりあえず江國香織さんの偉大さがよくわかった。
現代ものなら1番の大ファン♡
あと東野圭吾、誉田哲也、湊かなえとかも好き。
そして現代ものに限らず、一番好きな作品は、菊池寛の真珠夫人。爆
②病気をバカにしてる。
膵臓の病気をバカにしてる。
タイトルに使うくらいならもう少し具体的に病気(病名)のことも書けよと思った。
ただ、膵臓の病気で、医療の力で普段は不自由なく暮らせて、でも余命はあと僅か。
作者が余命幾ばくのヒロインを描きたいだけで、病気の具体性を省いたのに腹が立った。
確かに膵臓の病気なら予後は良くないけどさ。
それだけで「膵臓」を狙っただろ!とイラッとした。
③オチがひどい。
ヒロインをこうしちゃう?とただただ呆れる。
確かに途中、ニュースの話題を入れてきたのが気になったけど、まさかこのオチのためとは!
やっぱり具体的な病名を設定しないできたから、そりゃあ本元の病気でどう死ぬか描けないよねと。
いい点もあります。
現代ならでは、主人公のコミュニーケーション能力の低さを焦点に、ヒロインに出会い、変わっていく姿。
主人公の成長していく姿に共感する人もいると思う。
後は残された者たちなりに、前を見据えて生きていく姿に。
でもそれだけかな。
映画では原作にはない、ヒロイン亡き10年後も描かれているようで、それだと原作よりいいのかもですが。
と、忘備録がてらに失礼いたしました。
今回は失敗だったけど、暖かい部屋で暖かい飲み物と一緒に本に耽る時間は大好き。