セッションでは、クライエントさんの話を聴いた後、特定の感情を深く感じるようにするんですけど、それをしっかり感じきることによって、その後に起きてくるのが、過去のある出来事が思い出されるということです。

 

 

これは、その特定の感情が連れて来る、過去のある出来事です。

 

 

ある出来事が想起されます。

 

 

思い出すのではなく、思い出されるということが起きてきます。

 

 

これは現象学で連合と呼ばれるものです。

 

 

想起された内容をを詳しく語ってもらうことで、そこをよく見ていきます。そして、そこに登場する関係者のその時の気持ちや立場、自分自身のその時の気持ちを思い出すことで、幼少期には感じられなかったことが感じられたり、気づいたりすることがあります。

 

 

思い出される内容はもちろん人それぞれ異なりますが、わりと多いのが、幼少期のミスコミュニケーションです。

 

 

幼少期の小さな私が、親なり先生なり、周りにいた大人に対して自分の気持をうまく伝えることができなかった、というようなことが、大人になって、身近な人(家族なり、会社の上司や同僚なり)とのコミュニケーションに関連して、問題を抱えているというような。

 

 

クライエントさんそれぞれにとっての「本当はこうしたかった」というのがあって、可能であればそれをイメージの中で書き換えてもらいます。

 

 

これができると、現在の生活の中で書き換えをしたことと関連することに改善がみられるようになります。

 

 

みんなそれぞれ違うんですよね。そして誰でもこういうことって持ってるのかなと思います。

 

 

細かいことなんですけど、この繊細さがセッションの好きなところでもあります。

 

 

こぼれ落ちた星屑に出会うひととき、そんなイメージが湧いてきます。