グアムで迷子 | 欲張りシングルマザー珠簾のブログ

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とあるシングルマザーが日々の徒然を語っています。書きたいことを書いているのでジャンルは何でもありです。

息子が年中さんの冬に、初めて母子で海外旅行をしました。

初めての子連れ海外旅行は私にとって大冒険でした。


息子は入国審査の列にちゃんと並んでくれるだろうか。

迷子にならないだろうか。左矢印いや、なったからこの記事書いてるんだけどね。

息子は外国の食事を食べてくれるのだろうか。


心配ごとは尽きなかったけど、行かなければいつまでもその経験に恋焦がれることになる。だったら思い切って行ってみよう。
死ななきゃいいんだから。

大袈裟だけどこれくらいの覚悟でしたよ。全責任を自分で背負い、頼りは私の英語力だけ。




当時、仙台から飛行機で4時間弱。
(今はないのよね、仙台便)
時差は1時間グアムの方が早い。

つまり、子連れ海外としては行きやすい場所です。日本人観光客が多いからレストランや看板など、日本語表記がある店も多いですしね。




さて本題。
着いた当日に迷子にしてしまいましたよ。

PIC Guamというホテルに泊まったのですが、道路を渡った向かいにABC Storeがあったんです。
グアムやハワイにあるコンビニのような店で、お土産や日用品からちょっとしたデリまでなんでも揃います。

次の日から思う存分遊べるようにと、夕食後にお土産を買いに行きました。

一通り選び終え、息子に
「ママ、お会計するからね」
と告げ、私はレジの列に並びました。

支払いを終え、辺りを見回しましたが息子が見当たりません。

店内は所狭しと商品がひしめきあっているので、きっとアロハシャツやバッグのコーナーの陰になって見えないだけだろう

と思い、店内を一周しましたが見当たりません。お店の人にも確認しましたが、見ていないと言われました。


血相を変えて私は店から飛び出しました。
頭が真っ白でどうしたらいいかわかりませんでした。

どれくらい経ったでしょう。ふと青信号になった横断歩道を見ると、息子が日本人らしき男性に手を引かれて横断歩道を渡ってくるのが見えました。

私は息子の名前を呼び、駆け寄りました。

「すみません、この子の母親です。連れてきてくれてありがとうございました。」

その男性は後ろにご家族を連れていて、
「良かったです。うちの子と同じくらいの年齢だから一人で歩いているのはおかしいと思って声をかけてみたら向かいのお店から来たでて言うから、連れてきてみたんです。」
と言って爽やかに笑いました。




なんというか、日本人の優しさを感じました。子供が小さいうちは日本人が多い場所を旅行する方が安心ですね。


なんだかまとまりのない話になってしまいましたが、度胸があれば海外旅行は子連れでできますが、色々なことを覚悟した上で行かなきゃいけないなぁと思いました。それにはハプニングや危険なこともあるでしょう。


いろんなことを引き受けて、それでも子供に色々なものを見せたい。

これは私のモットーですが、とりあえず言えること。


偉そうに語ってますが完全に私の不注意です。

さすがに今は当時より成長したので「ここで待ってなさい」と言えば待っていますが、旅行先では特に迷子には気をつけなければいけないなぁと思いました。