長唄松:歌詞 | アラサーOLの着物・日舞・茶道ブログBYまり菊

アラサーOLの着物・日舞・茶道ブログBYまり菊

藤間流日本舞踊と裏千家茶道を学ぶアラサーOLまり菊の日舞とときどき茶道や普段着物つれづれをつづるブログ。

夫れ老松の目出度きは 雄々し命の御剣を

守りし尾津の一つ松

大宮人がめのひすと こころを野辺の姫小松

遠く寄せこし仇浪を あとなく砕き砕きつる

ひびきは千代の松原や

万代祝う寿と 歳立つ門の松飾り

乙女心に待ち待つと 思いはえこそ岩がねの

かたき契りを結び松

四方の嵐にゆるぎなき 国のしずめの荒磯松

ほがらほがらの昇る日に

さつさつの声ぞ目出度き

そうそうの調べぞ目出度き



それおいまつのめでたきは おおしいのちのみつるぎを

まもりしおづのひとつまつ

おおみやびとがめのひすと こころをのべのひめこまつ

とおくよせこしあだなみを あとなくくだきつる

ひびきはちよのまつばらや

ばんだいいわう(いおう)ことぶきと としたつかどのまつかざり

おとめごころにまちまつと おもいはえこそいわがねの

かたきちぎりをむすびまつ

よものあらしにゆるぎなき くにのしずめのありそまつ

ほがらほがらののぼるひに

さつさつのこえぞめでたき

そうそうのしらべぞめでたき


お稽古中の曲の歌詞を覚書として。

ご祝儀舞だそうで、歌詞にも縁起のよさそうな言葉がたくさん入っていますね。

この松と藤が、藤間の名取の課題曲となっています。

松に藤が絡みつくから両者は相性がいい?というような説明を師匠から受けたような…うろおぼえですみません。

この前藤が終わったので、これでいつでも名前が取れる…お金さえあれば。

準備だけはしておかなければ。