チンチラは一つの毛穴から80本から100本くらいの毛が密集しています。寒さに強く、暑さに弱いので気温23度でエアコンが必要になります。もっと言えば22度超えると耳が垂れて動きが悪くなる子が多いです。テキストは25度以上になると熱中症の危険があるとかいてありますが個体差は勿論あります。アンゴラチンチラの被毛のコンディションが22℃境目で悪くなるので我が家は22度以上でエアコンをつけて20度以下管理をしています。赤ちゃんと高齢チンチラや病気のチンチラは例外のこともあります。
チンチラは乱獲され毛皮のコートなどにされた時代もありました。現在絶滅危惧種です。今では繁殖されペットとして出回っております。今考えると可哀想で着れないですが昔親戚が持っていたチンチラのコートを着させてもらったことがあります。子供ながらに真冬の寒い時でもじんわり汗ばんだのを記憶しています。チンチラ達が寒いところの生き物だということを身をもって経験しました。

アンゴラは毛が長く柔らかく毛玉になりやすいため毎日の砂浴びの前に毛玉の確認を行い、週1度コームで下から上に毛を浮かすように櫛を入れ引っかかるところは少しずつほどきます。コームはドッグショーへ行き、手に取ってみることができるので使いやすそうなものを選びました。先が針のようなコームが良いのですが不慣れだと皮膚を傷つけるのでそれに近いタイプを選びました。

可哀想と思われますけど尻尾の付け根付近を持つのが一番安全です。膝上に乗せて1分から2分以内でとかします。その時も尻尾を握っています。嫌な時は噛むのでタオルなどで手を守り注意します。
そのあと砂浴びをさせます。


全米チンチラショーチャンピオン シャーナブリーダー写真 H&Mブリーダー提供


毛玉は大体20℃湿度45%以下だとうちの子はあまりできないようです。毛穴から出すラノリンで毛の健康を保っているので砂浴びして古いラノリンをとり常に清潔にしてあげるのが毛玉予防にもなります。そして浴び砂はやっぱりチンチラダスト、火山灰がベストだと思いました。
短毛はそこまで絡みませんが時々コームで抜け毛を取ってあげるといいかもしれません。あの可愛い子達の尻尾握れない!と思うかもしれませんが安全の方法なので是非試してみてください。勿論無理にとは言いません。まともにアンゴラの手入れをするときはおすすめです。