カウンセリングに行ってきました
今回は2回目
今日は泣かないと決めてたのに初っ端からボロボロ
昨夜は何度もトイレと咳で起きては眠れず、今朝は息子のデイケア送り+朝早くの病院のアポだったこともあり全然元気がないと伝えた
抗がん剤が1回目より2回目、2回目より3回目、3回目より4回目が副作用が抜けるのも遅くて出来ることもどんどん少なくなってると言った
彼女は紙に書いて説明してくれたのがわかりやすく心の底から納得できた
その紙をもらってくればよかったーと後悔
なので自分で書いた↓
(グラフを右から左に書いてしまったことに後で気づくが気にしないでほしい)
抗がん剤をする前の身体能力まで戻るには時間がとてもかかるということ
1回目の抗がん剤をしてから2回目やるまでに回復時間が足らず以前の身体には戻らず、そしてまた次の抗がん剤で叩かれ身体の中では常にフル回転で回復しようと戦っているから疲れて動けないと
ただ単に疲れて動けないといっても
仕事をして疲れた、体力を使って疲れた、スポーツして疲れたとは理由が違い、身体の底から動けず、なにも考えられない、手が付けられない状態になると
元気になったと思ってもキャパオーバーのことをしてしまったら、その時点より身体的回復は後退する
自分のリミットがどこなのかをよく身体に聞くこと
全てその通り過ぎて、泣いてしまった
動けないのが普通
アクティブに活動できないのも、まずは身体の回復が優先だから、アクティビティはその次だと
私は少し元気だからと動けない間できなかったことを全てやりたくて、やってしまい
次の日もまた次の日も尾を引くくらい動けなくなってしまう
今は休まないといけない
ベッドに寝ている時間、寝ながら携帯を触っている時間はとても後ろめたくて、何も生産されてない事実に悔しかったけど
休んで元気になる貯金をしているんだと考えよう
動かなくていいんだよと正式に許可されたようで嬉しかった
息子と遊べないのもつらく悲しいと言った
日本に連れて行ってあげられなくて申し訳なく思うとも
けど彼女は子供は小さな小さなことでハッピーになれるんだよ、一緒にいることが一番大事と言ってくれた
日本に前回連れて帰ったときのことを息子に聞いて分かるのが、一番の彼の思い出は電車の中で食べたアンパンマンクッキーだった
そう日本への思いがあるのは私自身だったのだ
息子に
〇〇をしてあげたい
〇〇に連れて行ってあげたい
〇〇を食べさせてあげたい
〇〇に会わせたい
このような考えの殆どは自分のエゴからくるものだ
〇〇してあげられて良かった
とあとから自己満足を感じて安心する為に
今の自分にとってカウンセリングはとても大事なものとなっている
自分が解決できない事実や事柄でモヤモヤしている、納得できてなくて不公平だと思っている事
その考えは普通のことと言ってもらえる
そうなのだ
抗がん剤はそれほど辛くてしんどいことなのだ
先日コメントで日々3歩進んで2歩下がってゆっくり進んでいくと言ってくれた方がいた
ほんとうにそうだと思う
3歩進んで2歩下がったとしても、その結果一歩進んだ事がとても大切で凄いことなんだ
抗がん剤をする前の3歩進んで結果が3歩以上だったときのような期待はやめて、一歩進めたことに着目して自分を褒めよう
私がいつかに書いた闘病生活についてのブログにある
自分は真っ暗なトンネルの中にいて、そこは湿っており不衛生で外灯は一つ一つの間隔は長く弱いオレンジの光だけ、そこで自分は消えてしまいそうな懐中電灯を手に裸足で探り探り歩いていく
そこは出口のない光の刺さない場所
そのイメージを彼女はサークルで説明してくれた
そのサークルから出る手段を見つけようと
その手助けとなるのが熱中できるなにか
なにか私に趣味があればいいのだがこれがないのだ
絵を書いたり、パズルをしたりなにかしら癌のことを考えない時間を日に日に増やすこと
癌のことを考えてしまうのは当たり前で悲しくて怖くて当たり前
だけど1日に30分でも1時間でも癌のことを考えず他のことに取り組めたという成果を増やそうと
私は昔から結果のでないことは好きではないのが難しいところだ
パズルや絵を書くことも完成したら作品ができるという結果があるが自分がそれを眺め満足するだけ、絵心もないので売れるわけもなくやったとて見返りがあるわけでもない
勉強は知恵を得られるから好きだし、テストの結果でディプロマが貰える、しかし今自分に現実的に一番必要なオランダ語の取得はオランダ語が嫌いな(嫌いになるまでに沢山の嫌な経験がある)自分には向いてないと思うし、やる前から逆にストレスになると分かっている、そして彼女から頭を使うのも程々にと
唯一見返りも何も考えずにできていた趣味は山登りだ
それも身体が動けず今はできない
私の最大の課題は
1、集中できることを探すこと
2、なにもしてないと思うことを止める
3、自己評価のレベルを下げよう
この3つが今考えられる、これをしたら生活の精神的支柱が安定すると思われること
頑固な私に物事の考え方や自分の物差しの基準を変えさせるのは容易ではない
だが少しづつ考え方を変える努力をする
私は、私の身体は今も、この瞬間も最大限に頑張っている
今日は病院に行けた
息子をデイケアへ送れた
夕食を一緒に食べれた
たくさん息子に大好きと言えた
それでいいんだ