愛蔵版 星の王子さま/サン=テグジュペリ
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2000年11月 愛蔵版 岩波書店

内藤濯 訳 150P

ISBN4-00-115561-3

最終読了日 2002年1月(22歳)



大切なものは、目に見えない


私の今の価値観の根っこは、この言葉にある、と言っても

過言ではありません。


小学生の頃、父親が買ってくれたこの本を、

私は何度も読み、大切にしてきました。


大人になって読み返したとき、

「あれ、これはこんなに切ない話だったかな・・・」と

改めて、衝撃を受け、子どもの頃とはまた違う感銘を受けたのを覚えています。

大人になって読むと、王子の孤独が痛いほど伝わり、

涙が止まりませんでした。


なので、私はこの本を「児童書」という分類にくくってしまうのには違和感があります。

大人になってからこそ、この本の本質が理解できる。

でも、一番最初に読むのは、子どものときであって欲しい。

そんな本です。



心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

かんじんなことは、目に見えないんだよ。


星があんなに美しいのも、目に見えない花が一つあるからなんだよ…。



原題は、フランス語で『LE PETTIT PRINCE』

直訳すると、「小さな王子さま」

それを、内藤濯さんは、日本語で『星の王子さま』と名づけました。


フランスでこの本に出会い、深く感銘を受けた内藤さんは、

この本の日本語訳に生涯を捧げたといいます。


一つ一つの日本語訳に、そんな内藤さんの「想い」が詰まっています。


いまや、日本でも多くの出版社から出版されている『LE PETIT PRINCE』ですが、

ぜひとも、内藤濯さんが訳した『星の王子さま』で、

この本の世界を感じてみてください。